こんにちは。
たなーです。
おしゃれで素敵な庭って憧れますよね。その素敵な庭で、好きな時間を過ごす。想像しただけで、とても贅沢で癒されますね。
特に、マイホームを持っている方や、これから建てる方は庭をおしゃれにしたいって考えているのではないでしょうか?
そこで、
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たなーが園芸店時代にお客様から実際に聞いた「植えて良かった」と言われた宿根草を紹介します。さまざまな宿根草を紹介しますが、たなーおすすめは、クナウティアです。
「植えて良かった」と人気の宿根草を紹介
実際に園芸店時代にお客様から「植えて良かった」と聞いた宿根草は以下の通りです。
- ベロニカ・ファーストシリーズ
- キキョウ
- 原種系スミレ
- ギボウシ
- ラナンキュラス・ラックス
- クレマチス
- アネモネ・パブニナ
- クリスマスローズ
- シャクヤク
- コルチカム
- サフラン
- 皇帝ダリア
- クナウティア
- ガウラ
それぞれ簡単に紹介していきます。
ベロニカ・ファーストシリーズ
宿根ベロニカのファーストシリーズ。花色はピンク・濃いピンク・青・白の4色です。
一般的なロンギフォリア種よりも矮性で草丈が40~60㎝の直立タイプのベロニカです。
関連記事:【宿根草】ベロニカ ファーストキスの育て方|増やし方や夏越し、冬越しまで解説
キキョウ
日本の高温多湿の環境にも強く育てやすい宿根草です。花色は代表的な青紫以外にも、ピンクや白色などがあります。花の形も一重咲きだけではなく八重咲きもあり、種類が豊富です。
日当たりの良い場所であれば、毎年綺麗な花を咲かせてくれるでしょう。漢字では「桔梗」と書き、「更に吉」と読めることから、縁起のよい花としても愛されています。
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関連記事:【植えっぱなしOK】キキョウの育て方【切り戻しや冬越し、品種紹介】
原種系スミレ
スミレには数多くの品種があります。その中でも原種に近いスミレほど、多年草や宿根草と呼ばれるほど、強健で育てやすいです。
美しい花は山野草のように1鉢で愛でたり、グランドカバーのようにお庭で楽しむのもよいでしょう。
関連記事:【山野草】原種系スミレのおすすめ品種7選【購入ならネット販売】
関連記事:【枯れるをなくす】スミレの育て方と春夏秋冬の管理【室内は育たない】
ギボウシ
お庭に鮮やかな葉色や特徴的な葉姿で、アクセントを加えてくれる宿根草「ギボウシ」。別名、ホスタとも呼ばれ、ガーデニングを楽しむ方に人気があります。
冬には葉がなくなってしまいますが、春には地際からたくさんの新芽を出し、美しい葉を楽しめます。薄紫色の花も楽しめるので、ナチュラルなお庭作りに活躍するでしょう。
関連記事:ギボウシ(ホスタ)の斑入りが消えて、緑になった!?その理由を解説
ラナンキュラス・ラックス
光沢感のある花が特徴のラナンキュラス・ラックス。球根植物ですが、地植えで植えっぱなしで毎年花が咲きます。
花色も豊富で鮮やかな黄色や白、赤以外にも、シックなレッドブラウンの花色もあり、さまざまなお庭で「植えて良かった」と思える宿根草になります。花茎が長いので切り花としても重宝するでしょう。
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関連記事:【驚きの植えっぱなしOK】ラナンキュラス ラックスの育て方【球根植物】
クレマチス
つる性植物の女王様と呼ばれるクレマチス。イングリッシュガーデンでは欠かせないほど人気の宿根草です。
バラとの相性がよく、トレリスやアーチなどに絡めると綺麗な花姿を楽しめます。種類も多いので、好みに合ったクレマチスを選んで育ててみてください。
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関連記事:クレマチスの害虫6選|対策と殺虫剤を紹介
アネモネ・パブニナ
和紙のような質感の花が特徴的なアネモネ・パブニナ。原種系のアネモネであり、通常のアネモネよりも多湿に強く、花壇に植えっぱなしでも問題ありません。
ガーデンアネモネとも呼ばれ、宿根草のように扱われます。実際に私自身も植えっぱなしで育てており、その力強さに驚きます。園芸店時代のお客様も、ナチュラルガーデンにぴったりと喜んでいました。
関連記事:【植えっぱなしOK】アネモネ パブニナの育て方|増やし方や販売先についても紹介
クリスマスローズ
冬の貴婦人とも呼ばれるクリスマスローズ。冬のお庭に華やかな花を咲かせてくれる貴重な宿根草です。
花色や花の形が豊富で、全く一緒と呼べるものはメリクロンで増やしたものを除くとないといっても過言ではないでしょう。地植えにすると、非常に強く育つのでガーデニング初心者にも安心して育てられます。
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関連記事:クリスマスローズの植え替え|鉢植えを秋冬に植え替えるポイント【10~12月】
シャクヤク
美人の代名詞でもあるシャクヤクは、お庭を華やかにしてくれる宿根草です。和風のお庭に庭う宿根草ですが、品種によっては洋風にもぴったりの品種は多くあります。
花の形や花色が豊富なので、お気に入りの花を選んで植えるとよいでしょう。冬には枝葉がなくなりますが、春先になると新芽が出てきて再び茂り始めます。
切り花としても楽しめるので、お部屋でい花瓶に生けてもよいでしょう。
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関連記事:【花が咲かないを解決】芍薬(シャクヤク)の育て方の5つのポイント
コルチカム
球根を土に植えることなく、花を咲かせる植物として有名なコルチカム。もちろん、鉢植え地植えしても、花を楽しめる球根植物です。
コルチカムには60種類以上あるとされ、品種によってはお庭に植えっぱなしでも毎年増えて花を咲かせます。基本的には多湿に弱い一面があるので、水はけのよい場所に植えることがポイントです。
関連記事:【植えっぱなしOK!?】コルチカムの育て方や毒性、花言葉を解説
サフラン
コルチカム同様に、球根を土に植えることなく花を咲かせることで有名なサフラン。アヤメ科クロッカス属の球根植物で、水はけのよい土であれば宿根草のように楽しませてくれます。
土の中で分球して次第に数が増えてきます。サフランの雌しべは高級スパイスとしても知られ、乾燥させると簡単にスパイスとして楽しめるので、ぜひ挑戦してみてください。
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関連記事:【球根が小さい悩みも解決】サフランの育て方と増やし方【花言葉も紹介】
皇帝ダリア
華やかなピンク色の花が、空高く咲く皇帝ダリア。非常に大きくなるので、大きなお庭向きの宿根草ですが、インパクトは絶大です。
近年では、あまり背が高くならない品種も生まれていますので、お庭作りにも使用しやすくなっています。寒冷地で植えっぱなしで楽しみたい場合は、冬に凍結防止のため敷き藁や腐葉土を敷いておくと安心です。
関連記事:皇帝ダリアの冬越しについて【枯れる原因は冬の球根管理方法にも】
クナウティア
暑さ寒さ病害虫に強く、初心者にも育てやすい宿根草「クナウティア」。パッと見た姿はスカビオサそのものですが、スカビオサよりも花茎が長くナチュラルな雰囲気が強いです。
地植えでほったらかしでも育つので、園芸店時代のお客様からも「植えて良かった」との声が多かった宿根草です。切り花としても楽しめ、花色も豊富になるので、ぜひお気に入りの品種を見つけて植えてみてください。
関連記事:【宿根草】クナウティアとは?その育て方と増やし方、おすすめ3品種
ガウラ
蝶々のような花姿が特徴的なガウラ。丈夫な宿根草として植える方も多いのではないでしょうか。
伸びた花茎に小花が散りばめられたような姿が特徴的です。風に揺れる花姿は、お庭に動きをプラスしておしゃれに見せてくれるでしょう。
関連記事:ガウラの育て方|増やし方や冬越し、毒性についても解説
庭作りポイント1:庭の環境を知る
植物を植えて良かったと思えるためにも、まずは庭の環境を知ることが重要です。
庭を知るためのポイントは以下の2つ。
- 環境に合った宿根草を選ぶ
- 思い込みは禁物、よく観察すること
環境に合った宿根草を選ぶ
毎年庭を彩ってくれる宿根草は、素敵な庭に欠かせませんが、宿根草が好む環境は植物の品種でそれぞれ違います。
涼しい環境を好むものもあれば、暑くても元気に育つものも。そのため、住んでいる地域の気候に合った種類を選ぶことが大切になってきます。
さらに、日当たり、土の乾き具合、雨が当たるかどうかなど、庭の環境は、場所ごとに違うため注意してください。それぞれに、ふさわしい植物が違うので、まずは庭をじっくりと観察することから始めてみましょう。
思い込みは禁物、よく観察すること
住宅の南側は、一般的には冬はあたたかな陽だまりになると思いますよね。しかし、隣の住宅との距離によっては、全く地面に日が差さなかったり、強い風が吹き抜けたりする場合もあります。
その場合は、
- 日陰でも耐える植物を選ぶ
- 風よけになる庭木やラティスなどの工作物の設置などを考える
などといった対応が必要になるでしょう。
反対に、
家の北側は日陰という先入観がありますが、太陽が北側に回る夏の間は、朝夕の日差しが入ることも。北側でも空が大きく見渡せるなら、かなり明るくなります。
多少花付きが悪くなることを我慢すれば、植えられる宿根草の幅は広がりますね。
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「南側だから」「北側だから」と言って、植物を選ぶ前に、一度植える場所をじっくり観察してみることも大切ですよ。
庭作りポイント2:植物の鑑賞時期を考慮する
宿根草をはじめとする草花には開花時期がそれぞれあります。そのためお庭作りの際には、花の開花期を考えて植えることも重要です。
- 開花期を考えて組み合わせる
- 一年草や球根も上手に利用する
開花期を考えて組み合わせる
宿根草は、開花期が短いものが多く、冬に地上部が枯れるものもあります。組み合わせを考えるときには、開花期や、落葉性か常緑性かを確認しましょう。
宿根草で一番多いのが初夏に開花するもの、次が秋に開花するものです。宿根草の性質がよくわかっていないうちは、このどちらかに開花のピークが来るように組み合わせると良いでしょう。
この時、ヒューケラやアルテミシアなど葉がきれいで観賞期間が長い宿根草を加えれば、花のない時期もにぎやかに彩ってくれますよ。さらに、ガウラやサルビア類など、開花期の長い種類を加えることで、宿根草ならではの季節の移ろいを感じることができます。
しかも、花が途切れずに咲く庭の実現も夢ではありません。
一年草や球根類を上手に利用
冬から春の半ばまでと真夏は花の咲く宿根草が少なく、秋は花が咲いても背丈の高い種類がほとんどです。花期の長い一年草を上手に使うことで、つなぎ役になります。
また、小型のスイセンやコルチカムなど、植えっぱなしにできる球根植物を加えれば、季節を告げる花のバリエーションが豊かになります。
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まずは、宿根草の開花期のピークを揃えて、そのつなぎ役として、球根植物や彩豊かなカラーリーフを植えてあげましょう。
庭作りポイント3:植物の形や質感も大切
お庭作りは、ただ植物を植えればいいわけではありません。花の形や質感もこだわって植えると、まとまりのある美しいお庭になります。
形や質感にこだわるポイントは以下の2つ。
- 印象を大きく左右する形と質感
- 育った時の形状を事前に調べる
印象を大きく左右する形と質感
植物の組み合わせを考えるとき、ついつい花色だけを考えてしまいますが、生長時の草丈やフォルム、テクスチャーも大切なポイントです。フォルムとは、その植物から感じる形のイメージのこと。
花や葉の形が個性的な場合は、株全体のシルエットが似ていても、違うように感じることがあります。テクスチャーとは、「ふわふわ」、「ごつごつ」、「てかてか」といった花や葉などの見た目から受ける手触り感や質感のイメージのこと。
育った時の形状を事前に調べる
開花サイズに育った花付き苗を植え付けることが多い一年草とは異なり、宿根草は小さな苗を入手して植え付けることがほとんどです。育った時のイメージがわからない方も多いのではないでしょうか。
そのため、本やネットなどの情報から、事前にその植物の形状を把握して、植栽プランを立てましょう。
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植物の葉や花の質感などにも注目してみましょう。今はスマートフォンで簡単に育った時の宿根草のイメージを調べることができるので便利ですね。
庭作りポイント4:庭の印象を大きく変える配色
お庭作りは、ある意味で絵画です。絵を描く際に色の組み合わせによって、印象が変わるように、お庭造りでも配色によって印象が変わります。
「せっかく好きな花を植えたのに、お庭としてはあんまり。。」とパッとしなかったら残念に思います。「植えて良かった」と思うためにも、色合わせには注意してください。
- 同系色か、同系色+捕色が基本
- 色の濃淡で印象的にする
- カラーリーフで配色に深みを出す
同系色か、同系色+補色が基本
美しい庭を作るうえで、カラーコーディネートはとても大切です。最初のうちは、あまり難しく考えないようにしましょう。
同時期に咲く花は、カラーテーマを決めて、似た花色(同色系)でまとめるか、そこに補色(反対色)を2割ほど加えると良いです。それだけで、まとまりのよい庭ができます。
あとは実際に咲いたときの花色を確かめながら、自分に合った色の組み合わせを探っていくのも、ガーデニングの楽しみの一つですよね。
色の濃淡で印象的にする
同系色でまとめるときに、簡単に印象的な配色にする方法があります。それは、淡めの色でまとめているなら、同系の濃い色を加えることです。
逆に、濃い色でまとめている場合は、同系の淡い色や白色を加えましょう。この方法は、花、カラーリーフを含めた植物すべてに当てはめて考えてください。
これだけで、お互いの色を引き立てることができます。加える色の量は、全体の2割くらいにすると綺麗です。
4割を超えると、落ち着かない印象になってくるので、気を付けましょう。ただし例外的に、白だけは多く加えてもまとまりのある庭になります。
カラーリーフで配色に深みを出す
花だけではなく、葉がきれいなカラーリーフを加えると、庭全体の配色に深みが出てきます。
例えば、輝くようなシルバーリーフや濃色のブロンズリーフは、どんな花ともよく似合いますが、特にピンクや淡いブルー、白などの花を引き立ててくれます。
明るめのブロンズリーフは、赤からオレンジ、黄色の花に合わせると良いでしょう。黄金葉は、同系色に近いオレンジ色や赤、補色の紫色や濃いブルーに合わせると素敵です。
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庭を一つの絵画のように考えると楽しいですよ。配色の組み合わせは最初は難しく感じますが、慣れてくると植栽計画がとても楽しいですよ。まずは同色系で合わせていきましょう。
庭作りポイント5:庭を見る人の視線を意識する
新築のお庭やお庭を作り直す方は、ぜひ外からの視線にも気を使いましょう。近年では、お家はオープン型のデザインが多く、外壁がありません。
道路からどのように見られているか、または見られたくない場所はどうするかも考える必要があります。
- 何がどう見えるのか調べる
- 好ましくない風景を見せない工夫をする
何がどう見えるのか調べる
植栽を考えるとき、一定の位置からの見え方だけで、計画を立てがちになってしまいます。しかし歩きながら楽しむ庭は、移動するにつれて、見る角度や見える範囲が当然変わりますよね。
リビングなど、室内から眺める庭も、立った場合と座った場合とで見え方が変わってきます。さらに、人は集中すると限られた範囲しか目に入らなくなります。
どこから見る庭なのか、その場所からは何がどう見えるのか、視界に何が入っているのか、実際に確認しつつ、計画を立てましょう。
好ましくない風景を見せない工夫をする
もし好ましくない風景が目に入ってくるなら、庭木やパーゴラなどで視線を遮ったり、目立つものを別の方向に置いて、視線を誘導したりする工夫をしましょう。思い切って、手前に大きなオブジェを置くのも一つの方法です。
好ましくない風景は、普段目にしていると慣れてしまって、気が付きにくいと思います。綺麗に植えたのに、なぜかしっくりこないときは、電柱、看板、隣家の壁など、周りの風景をチェックしてみましょう。
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新築のご家庭の場合は、まだ周囲の環境に目が慣れていないので、違和感の正体を見つけやすいですが、長年住んでいると見つけにくいものです。そんな時は、お友達を呼んで、一緒にお庭を眺めてもらうと発見があることがありますよ。
まとめ
最後に
いかがでしょうか。
おしゃれで素敵な庭を作るための5つのポイントをお話しさせていただきました。
素敵な庭を毎年楽しむためには、植栽計画を立てることが大切です。また、毎年咲いてくれる宿根草をうまく使うことがとても重要になってきます。
宿根草や球根植物をうまく使うことで、季節ごとにすべて植え替える必要もなく、大変な作業負担も減らすことができます。
それでは、素敵な庭で贅沢なひと時を過ごしながら良きグリーンライフを過ごしましょう。
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