【植えっぱなしOK】アネモネ パブニナとは?その特徴と育て方について

アネモネ
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こんにちは。

たなーです。

 

 

以前、

たなー
たなー

女性人気のお花でラナンキュラスを思い浮かべました。

と、お話ししたことがありましたが、

そのお話はコチラ。

 

 

「アネモネも可愛らしくて人気だよね」って、思ってたりもしてました(笑)。

 

 

そんなかわいいアネモネも、暑さ、多湿に弱いところがあるので、球根ですがお庭で植えっぱなしができなくて、一年草扱いされていることがほとんどです。

 

鉢植えでも、夏場は涼しくて雨の当たらない日陰においてあげるか、球根を掘り上げて保存するという方法を取っても、夏越しは難しいぐらいです。

 

アネモネってすごくかわいいけど、夏越しに毎年失敗してうまく育てられないのよね。。

 

たなーも、アネモネの夏越しに何回も失敗してます。。

「アネモネ難しいなぁ」と思ってました。

 

そこで、

今回はお庭でも鉢植えでも植えっぱなしで大丈夫な可愛い『アネモネ パブニナ』を紹介したいと思います。

植えっぱなしで毎年咲くアネモネ パブニナとは?

アネモネ パブニナ

アネモネ パブニナ

アフリカ原産のアネモネを、日本の気候でも合うように育てられた原種系アネモネです。

クリスマスローズや原種シクラメンで有名な横山直樹さんが10以上育種されていて、いまだに花色が増えています。

開花期は3~5の春です。

 

アネモネ パブニナ(パボニナとも言われます)は、東京の夏の高温にも耐え、北では北海道、南では九州でも育成に成功しています。

そのため、暑さ寒さに抜群に強いのが一番の特徴です。

 

また、一般的なアネモネよりも多湿に強いため、ガーデンアネモネとも言われ、庭植えにもおすすめです。

アネモネ パブニナの特徴とは?

アネモネ

植えっぱなしでよく育つ

一般的なアネモネは暑さと多湿に弱いので、植えっぱなしだと梅雨の時期や暑さで球根が土の中で腐ってしまいます。

このアネモネ パブニナは高温多湿に強いので、夏の休眠期は腐りにくく植えっぱなしで育てやすいんです。

暑さ、高湿度に強い

一般的に、園芸店でよく見るアネモネ ポルトやアネモネ デカンなどは地中海原産の品種改良だったりするので、暑さや多湿に弱い傾向があります。

その点、原種系アネモネ パブニナは植えっぱなしができるほどに、本の暑さと多湿環境に強いです。

原種ならではの美しさ

原種に非常に近いので、最初の新葉の出方は硬め印象ですが、次々と肉厚な小さめのギザギザ葉が出てきてワイルドな草姿になります。

そんな中から、和紙のような柔らかい清楚な花をたくさん咲かせてくれるんですよ。

同じ花色がない

原産地での原種は赤色一色ですが、10以上育種され花色が増えました。

いまだに新しい色合いが出ています。

 

同じ紫でも株によって薄いものもあれば、濃い色、ピンクに近い紫などもあり、それぞれに個性があるところがパブニナの楽しさの一つです

横山さんがプレミアムとして販売している選ばれた花色は、ほんとに美しい色をしています。

球根が増えやすい

植えっぱなしができるので、土の中で球根が育ちやすく、球根が増えていきます。

そのため、そのまま群植させてもよし、分球して(球根を分けること)株を増やしてもよしです。

日陰でも育てやすい

一般的なアネモネと比べ、耐陰性も強いので明るい日陰なら育ちます。

しかし、日陰だと花は付きますがあまり開かない(6~7の開き方)ことが多いです。

アネモネ パブニナの育て方

育て方

日当たり

明るい日陰~日向でよく育ちます。

ベストな場所はお家の東側です。

西日は植物にとって日差しが強く、乾燥の原因になるので避けましょう。

 

明るい日陰でもよく育ちますが、暗いと花がつぼむので、花が完全に開花した姿は見れないかもしれません。

水やり

水やり

アネモネは乾燥気味を好みます。

基本的には、土が乾いたらたっぷり上げる形が良いですよ。

地植えの場合は、根付けば植えっぱなしで水やりは必要ないでしょう。

雨が降らず土が乾燥したときに与えてあげるくらいです。

 

ただし、鉢植えでも地植えでも水のやりすぎに気を付けましょう。

 

夏場に葉が枯れて休眠期に入ったら、完全断水しましょう。

そして、秋に涼しくなってきたら少しずつ水やりをしてあげて下さいね。

用土

水はけのよい土

アネモネは乾燥気味を好みますので、水はけのよい土に植えてあげましょう。

 

有機質がたくさん入った水持ちのよい土よりも、観葉植物の土などの水はけのよい土が良いですよ。

 

お庭の土が水持ちがよすぎる場合は、小粒の軽石やベラボンなどを土に混ぜて植えてあげましょう。

ベラボンって何だろう?という方はこちらを参考に。

 

肥料

アネモネ パブニナはあまり肥料を必要としません。

晩秋~冬の新芽が出てくるときに1回緩効性肥料を、花終わり後に葉が枯れる間までに、球根が育つようにカリ分が多い肥料や置き肥を与えましょう。

 

新芽が出るときにおすすめの肥料はこちら。

 

カリ分の多い液肥としておすすめは、こちら。

 

球根植物は、花終わり後から葉が枯れる休眠前までの肥料が重要になります。

ここで、来年の球根の大きさ、花付きが変わりますので、きちんと与えてあげましょう。

病害虫

ほとんど付きません。

強いて言えば、アブラムシとうどん粉病です。

アブラムシ

どの植物にも言えますが、花芽が付く3月~4月につきやすいです。

発見次第、市販のお薬で対処しましょう。

うどん粉病

うどんの白い粉を振ったようなカビの一種です。

水やりを頭からやったり、湿度が高いときに、枯れた葉や花後の花びらが葉についていて、濡れたりすると発生しやすいんですよ。

そのため、枯れた葉や花終わりなどは取り除く手入れをしてあげておくことで発生予防になります。

見つけたときは、市販のうどん粉病のお薬で対応しましょう。

切り花としてもおすすめ

花瓶 切り花

アネモネは切り花としてもおすすめされる花です。

もちろん、アネモネ パブニナも切り花としてとても花持ちが良いです。

和紙のような優しい色合い、質感を切り花として室内でぜひ楽しんでくださいね。

最後に

アネモネ パブニナ

いかがでしょうか。

植えっぱなしでOKなアネモネ パブニナのご紹介でした。

 

私もこのアネモネ パブニナを4年ほど鉢植えで育てていて、株分けもして2鉢で楽しんでいます。

株分け後も状態は良好で、毎年花を咲かせているんですよ。

正直、肥料もやらなくてもよく育つぐらい強くて驚いています。

 

花色はいろいろありますが、

やはり原種が赤色なので、赤系統の色合いが特に育ちやすいです。

 

まだまだ、一般のホームセンターの園芸コーナーではなかなか見当たらない品種で、ガーデンセンターなど専門店やネットで春頃に手に入れることができますよ。

 

通常のアネモネと比べ、金額的には割高ですが、

宿根草(しゅっこんそう)のように、植えっぱなしで毎年咲き、分球で増やせる点などを踏まえれば買って損はない植物だと思います。

 

たなー
たなー

何より、その花色に感動しますよ。

 

アネモネはギリシャ語で風という意味で、パブニナはクジャクのようなという意味です。

風で揺らいだ美しいクジャクの羽から名付けられたのでしょうか。

そんな風に考えると、より愛着がわいて面白いですね。

 

ぜひ、お気に入りの花色を見つけて、鉢植えやお庭で毎年可愛いアネモネ パブニナを楽しんでください。

たなー
たなー

アネモネ パブニナは球根では販売されていませんので、苗で手に入れる必要があり、出回る数や時期が限られています。ネット販売でも春の時期しか出回りませんので、そのタイミングで手に入れましょう。

それでは、かわいいアネモネ パブニナを育てて良きガーデンライフを過ごしましょう。

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