アジサイ『ラグランジア ブライダルシャワー』の育て方|特徴について紹介も紹介

アジサイ『ラグランジア ブライダルシャワー』
ラグランジア ブライダルシャワー
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こんにちは。

たなーです。

たなー
たなー

母の日も近くなり、プレゼントどうしようかなって考えている方も多いのではないでしょうか?

お母さん、お花が好きだからお花にしようかな?

そう、考えている方も多いと思います。

でも、毎年カーネーションだと面白くないし、アジサイは管理が大変で、失敗したって言ってたし。。。

カーネーションも素敵ですが、今では定番中の定番になっていますね。

植物好きなお母さんだと、少し物足りなさもありますね。

そこで、今ではアジサイが良く母の日プレゼントとして定着しつつあります。

確かに、アジサイは多くの品種、色合いがあり、その姿からかっこいい系から可愛い系まで幅広くありますので、毎年でも飽きないくらいです。

でも、

一般的にアジサイは、水やりや剪定をうまくしてあげないと、枯れたり、翌年にうまく咲いてくれません。

そのため、

せっかく母の日にプレゼントしてくれたのに枯らしてしまったのよねぇ。

と言うお母さまも多いのではないでしょうか?

そこで、今回は

母の日におすすめのアジサイ『ラグランジア ブライダルシャワー』のご紹介をしたいと思います。
 
この記事を読むことで以下のことがわかります。
 
アジサイ『ラグランジア ブライダルシャワー』とは?
PWとは?
育種家:坂嵜 潮さんはどんな方?
アジサイ『ラグランジア ブライダルシャワー』の育て方
アジサイ『ラグランジア ブライダルシャワー』の楽しみ方

アジサイ『ラグランジア ブライダルシャワー』とは?

アジサイ『ラグランジア ブライダルシャワー』とは?

『ラグランジア ブライダルシャワー』咲き始め

ラグランジア ブライダルシャワーはアジサイの新品種です。

ヨーロッパで品種改良されたハイドランジアと日本の原種アジサイとの掛け合わせで生まれた品種です。

実は、アジサイの原産地は日本。日本のアジサイがヨーロッパへ持ち込まれ品種改良され、今の豪華絢爛なハイドランジア・マクロフィラ(通称:ハイドランジア)として流通しています。

その品種改良されたハイドランジアと元の原種のアジサイを掛け合わせたものが、『ラグランジア ブライダルシャワー』というわけです。

RHSチェルシーフラワーショープラント・オブ・ザ・イヤー ゴールド 受賞!

フラワー・オブ・ザ・イヤー2019-2020(最優秀賞)を受賞!

と、すごい経歴を持っています。

どのくらいすごいかというと、

チェルシーフラワーショーのゴールドとは、世界1位ということです。

日本では2020年に販売が開始されました。

そのため、まだまだ流通量が少なくとても希少価値の高いアジサイです。

ラグランジア ブライダルシャワーの特徴1|側芽がすべて咲く

通常、アジサイは先端の芽が花芽であり、葉が茂った上に花が咲きます。

この『ラグランジア ブライダルシャワー』は、側芽(そくが:茎の側方から出る芽。または、わき芽のこと)すべてからも花が咲きます。

そのため、一般的なアジサイに比べ、6倍の花が咲くとされています。

その満開の姿は、一見してアジサイと思えないほどの豪華さで、

しかし、どこか日本的なふわりと優しい雰囲気を持ちます。

ラグランジア ブライダルシャワーの特徴2|水切れしにくい

アジサイの葉というと、大きな葉をイメージするのではないでしょうか?

しかし、『ラグランジア ブライダルシャワー』の葉は、一般的なアジサイに比べ、4分の1と小さいです。

そのため、側芽からの花も良く目立つ点。

そして、何より葉からの蒸散量が少なくて済むので、一般的なアジサイよりも水切れしにくい点が特にうれしい特徴です。

ラグランジア ブライダルシャワーの特徴3|花の色の変化が多彩

『ラグランジア ブライダルシャワー』は、花の色がライムグリーンがかったホワイト→純白のホワイト→ピンクがかったホワイトに変化します。

基本はホワイトですが、咲き始めと咲き終わりにほんのりと色づく様子は、とても綺麗で可愛らしさを感じます。

『ラグランジア ブライダルシャワー』の育て方

育て方

ラグランジア ブライダルシャワー

一般的なアジサイの育て方と同様になります。

葉からの蒸散量が、一般的なアジサイと比べ少ないのが特徴的。鉢植えで育てる場合は、土の乾き方が一般的な紫陽花に比べ遅いですが、土が乾いたままだと当然枯れますので、

表土が乾き始めたらしっかりと水やりを行いましょう。

また側芽のほとんどが花芽になりますので、その分肥料も必要とします。

そのため、植え付ける際はしっかりと元肥(もとひ。または、もとごえ)を与え、水やり時に液体肥料も規定量溶かして与えてあげることをお勧めします。

おすすめの肥料はこちら。

アジサイを育てる点で、一番の悩みは剪定ですが、『ラグランジア ブライダルシャワー』は側芽が花芽になる特徴から、どこから切っても翌年には綺麗な花を咲かせてくれます。

翌年も綺麗な形にして咲かせたい場合は9月中旬までに切り戻してください。

この場合も、どこから切ろうかと悩まずあまり大きくしたくない場合は短く、大きくしたい場合は長めに枝を残して切りましょう。

9月中旬後は、来年の花芽を付けさせるために肥料はやらないように注意してください。

おすすめの花鋏・剪定ハサミについてはこちらを参考に。

【プロ愛用】おすすめの花鋏5選|おしゃれでスパッと切れるハサミを紹介 

PWとは?

PW

PWマーク

PW(ピーダブル)とはProven Winners(プルーブンウィナーズ)の略称で、植物の国際ブランドのことです。

世界中の優れた育種家が生み出すたくさんの品種の中から、生育パフォーマンスや観賞価値など、高い基準をクリアした品種のみに付けられるマークです。

『ラグランジア ブライダルシャワー』には、このPWマークがついています。

育種家:坂嵜 潮さんとはどんな方?

育種家

育種家の坂嵜 潮(さかざき うしお)さんが、『ラグランジア ブライダルシャワー』を育種されました。

坂嵜さんは、このPWの人気品種を作出される一方、多くの人気品種を生み出している世界的に有名な育種家です。

ガーデニング好きな方だと、一度は「サフィニア」という花の名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

ペチュニアの進化系とも呼ばれ、ウイルス病、暑さ、雨にも強く春から秋まで長期間咲く花で、世界中でも人気の花です。

坂嵜さんは、この「サフィニア」の生みの親でもあります。

『ラグランジア ブライダルシャワー』の楽しみ方

楽しみ方

ラグランジア ブライダルシャワー

一般的なアジサイは、花終わりに切り戻し作業をしないと、翌年は極端に大きくなり、また花付きも悪くなります。

しかし、

『ラグランジア ブライダルシャワー』は違います。

切り戻しをしなかった場合は

枝が長くなりどの枝からも花が枝垂れ咲き、まるで枝垂れ桜やユキヤナギのような、ふんわりと枝垂れる自然な美しさも楽しめます。

そのため、あえて切り戻しをしないという選択もできます。

切り戻し忘れても心配いりません。

『ラグランジア ブライダルシャワー』は、切り戻してこんもり丸くすこともできますし、放任して枝垂れるような樹形を楽しむこともできます。

また、枝垂れる特性を利用して、ハンギングや背の高い鉢に植えても可愛いですね。

そのほか、切り花やコサージュとしても、いろいろと楽しめるアジサイです。

もちろん、挿し木もできますので、増やす楽しみもありますね。

最後に

最後に

ラグランジア ブライダルシャワー

いかがでしたでしょうか。

新品種のアジサイ『ラグランジア ブライダルシャワー』。

手間がかからない画期的なアジサイだと思います。

また、水やりや切り戻しが簡単というだけでなく、一株あればたくさんの楽しみ方ができるのもうれしいですね。

そのため、母の日におすすめのお花だと思います。

母の日のプレゼントで悩んでいる方は、この子にしてみませんか?

この『ラグランジア ブライダルシャワー』は、結婚式でのフラワーシャワーのように花びらが舞っているように見えることから名付けられています。

ちなみに、ラグランジアは商標登録名なのですが、常識を覆す新ジャンルあじさい すべての側芽が花になるラグジュアリーなハイドランジア!

と、PW公式HP(https://provenwinners.jp/product/luxrangea/)

に書いていましたので、

『ラグジュアリー+ハイドランジア』の略なんでしょうね。

そう思うと、とても面白く思いますね。

また、このラグランジアはシリーズ化される予定だそうなので、今後の色合いにも注目です。

それでは、画期的なアジサイ『ラグランジア ブライダルシャワー』を育てて、良きグリーンライフを楽しみましょう。

常緑アジサイ「春風のマーチ」やピラミッドアジサイにも興味がある方は、以下の記事もチェックしてみてください。

常緑早咲きアジサイ「春風のMarch(マーチ)」の育て方について 

ノリウツギ(ピラミッドアジサイ)の育て方と種類紹介、花言葉についても

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