こんにちは。
たなーです。
まっすぐに伸びる葉特徴的なサンスベリア・ファーンウッド・ミカド。
スタイリッシュなインテリアプランツとして人気があります。
おしゃれな印象を与える「サンスベリア・ファーンウッド・ミカド」ですが、初めて育てる方はどう育ててよいのかわからずに困っていませんか。
この記事を読むと以下のことがわかります。
それぞれ見ていきましょう。

サンスベリア・ファーンウッド・ミカドをお求めの方は、特徴の下に表示される画像をクリックしてみてください。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの特徴

植物名 | サンスベリア・ファーンウッド・ミカド |
学名 | Sansevieria Fernwood Mikado |
英名 | Snake plant |
科目/属性 | キジカクシ科サンスベリア属 |
原産地 | アメリカ、南アジア乾燥地帯 |
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは、まっすぐに伸びる細長い葉が特徴的な植物です。
乾燥に強く、育てやすいのでお部屋に飾る観葉植物として人気があります。
生長が非常にゆっくりで幅を取らない姿であるため、棚や机などのちょっとしたスペースでも楽しめます。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドはマイナスイオンを発生させ、空気清浄化機能が高いとされており、機能面にも優れている植物です。
他の観葉植物に比べ、水やりが少なくて済むため、ご自宅用だけでなくプレゼントにも喜ばれるでしょう。
耐陰性もありますが、あまりに暗い場所では、サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの葉が薄くなったり伸びすぎたり、折れたりするので注意してください。
基本的には、レースカーテン越しの光が挿し込む明るい場所で管理しましょう。

サンスベリア・ファーンウッド・ミカドはインテリア性が高い植物です。スタイリッシュなので、おしゃれなお部屋作りのインテリアグリーンにおすすめ。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの花言葉
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの花言葉は、サンスベリア共通の「永久」「不滅」「幸福」。
乾燥に強く、少ない水分で長く育つことができることから、「永久」「不滅」の花言葉が付けられています。
葉の印象が強いサンスベリア・ファーンウッド・ミカドですが、花も咲きます。
しかし、一定以上の大きさで、気温や明るさなどの条件が揃わないと花が咲きません。
開花が珍しいことから、花を見ることができたら幸運であることから、花言葉「幸運」が名付けられました。
花が咲いたサンスベリア・ファーンウッド・ミカドは、開運にも効果的です。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは、縁起の良い花言葉を持つ植物なのでプレゼントとして最適です。
「永久」「不滅」「幸運」の花言葉は、就職祝いや新築祝い、引っ越し祝いなどに贈ると喜ばれるでしょう。
プレゼントする際は、ぜひ花言葉も伝えて渡してあげてください。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの風水
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドには、「幸運」「健康運」を高める風水効果があるとされています。
また、サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの葉先は尖った形です。
葉が尖っている植物は邪気を払う効果があるとされ、悪い気の侵入を防ぎます。
結果的に、お部屋には良い気が満ちて、幸運に恵まれやすくなるでしょう。
健康運を高めたい場合は、リビングやトイレに飾ると効果的です。
健康に害を与える悪い気を払ってくれます。

まっすぐに伸びるサンスベリア・ファーンウッド・ミカドは眺めているだけで、やる気を与えてくれそうですね。
「枯れる」を防ぐサンスベリア・ファーンウッド・ミカドの育て方
日当たり | 明るい室内 |
温度 | 最低10℃以上 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土が乾いたら 秋冬:葉にしわが寄ってから |
肥料 | 緩効性肥料・液肥 |
剪定時期 | 5~9月 |
置き場所と日当たり
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは明るい環境と風通しのよい場所を好みます。
直射日光や西日の強すぎる日差しは、葉焼けの原因になるので注意が必要です。
直射日光が当たる場合は、レースカーテン越しの柔らかい光を当ててください。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは耐陰性があるので、明るい室内であれば問題なく育ちます。
とはいえ、日差しも入らない暗すぎる場所では葉が薄くなったり、折れたりして枯れるので注意しましょう。
温度
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは寒さに弱い植物です。最低10℃以上はキープして育てください。
10℃以下の環境が続くと、葉色や艶が悪くなります。
次第に枯れていくので、暖かい室内で管理してください。
冬の窓際は、屋外の気温と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離れた明るい場所に置くと管理がしやすいです。
暖房の風が直接当たると、急激な乾燥によって枯れる原因になります。
暖房の風が当たらない明るい場所で、育てることがポイントです。
水やりの頻度
生育期の4~10月は土が乾いたら、鉢の底から水が流れるくらいに水やりします。
ただし、土が常に湿っているほど水やりしたり受け皿に水を溜めたりすると根腐れして枯れる原因に。
冬は、サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの生育は緩慢になるので、土の乾き具合を確認しながら葉にしわが寄ってから初めて水やりするくらいがポイント。
冬の時期は、完全に断水しても問題ありません。
もし冬に水やりするならば、気温が高い時間帯や室内が暖房でしっかり温まった時間帯にやりましょう。
気温が低い時間帯に水やりすると、かえって悪影響を及ぼします。
水やりと一緒に葉水も与えると、元気のよい葉を維持できるので、乾燥する時期は特に葉水を与えてください。
冬に葉水を与える場合は、水やりと同じく室温が十分に暖かい時間帯に与えます。


水やりのタイミングがよくわからない方は、たなーのブログ内で何度も紹介している「サスティー」がおすすめ。パッと一目で乾燥具合がわかります。
肥料
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの生育期4~10月に、月に2度置き肥するか、2週間に1度水やり代わりに液肥を薄めて与えてください。
冬は生育が緩慢になるので、肥料は与えません。置いている置き肥も取り除きましょう。
与える肥料によって、量や期間が異なることがあるので、肥料のパッケージの与え方の記載は守ってくださいね。
肥料の与えすぎは、根焼けして枯れる恐れがあります。


さまざまな肥料がありますが、虫の発生を避けたい方は化成肥料がおすすめ。置き肥のボタナイスは多肉植物にもOK。トップクオリティは、葉面散布にも対応して緑鮮やかになります。
剪定
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの剪定時期は5~9月です。
傷んだり伸びすぎたり、黄色くなったりした葉を剪定してください。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは生育期の5月~9月に葉を出します。
そのままにしておくと風通しが悪くなり、病害虫発生につながるので注意してください。
古い葉が枯れたら、綺麗に取り除くくらいの感覚で問題ありません。
暗い環境で葉が伸びすぎない限りは、めったに剪定を行うことはないでしょう。
剪定の際には、怪我をしたり汚れたりしないように手袋をしておくと安心です。

さらに、おすすめの剪定はさみはこちら。
【プロ愛用】切り花がスパッと切れるおすすめのハサミ5選【おしゃれな花鋏】
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドが枯れる原因と対処法
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドが枯れる原因は以下の3つが考えられます。
- 寒さ
- 水のやりすぎ(やらなすぎ)
- 日当たり不足
それぞれの対処法である育て方を見ていきましょう。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドが「枯れる」を防ぐ育て方:寒さ
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは寒さに弱い植物です。
冬でも最低10℃以上はキープして育てることがポイント。
窓から離れた明るい場所で、暖房の風が直接当たらないようにしてください。
暖房の風が当たり続けると、急激に乾燥して枯れる恐れがあるためです。
水やりや葉水は、気温がしっかり上がったタイミングで行います。
暖房を消した後や夜に水やりをすると、湿った土や植物が一気に冷え込んで傷むので気を付けましょう。
冬にサンスベリア・ファーンウッド・ミカドが枯れる場合は、寒い時間帯に土が湿っているためです。
可愛くて、つい水やりしたくなるかもしれませんが、思い切って断水して管理してみましょう。
ただし、室温が常に15℃以上ある場合は、しわが寄ったら水やりした方が安心です。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドが「枯れる」を防ぐ育て方:水のやりすぎ(やらなすぎ)
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは、土が常に湿っていたり水やり後に受け皿に水が溜まっていたりする状態が苦手です。
常に土が湿っている場合は、根腐れする可能性が高いので注意してください。
水やりは鉢底から流れるくらいしっかり行いますが、受け皿に溜まった水はこまめに捨てることが重要です。
受け皿に溜まった水を捨てるのが面倒だからと言って、中途半端な水やりを行うと、新鮮な酸素や水が根に行き渡らない可能性が高いです。
結果的に、水をやっているのに「なぜか枯れた」となるので注意しましょう。
土の乾燥具合をチェックしながら水やりしてください。
サンスベリアは乾燥に強い植物ですが、まったく水やりをしていない場合は、当然枯れます。
生育期の春~夏は土が乾いたら水を与えて、生育緩慢期の冬は葉にしわが寄ったら与える(断水でもいいくらい)水やりを守ってください。
葉の乾燥によって、葉が枯れることもあるので、霧吹きでこまめに空中湿度を高めるとイキイキした葉を維持しやすくなります。
バークチップやクルミなどでマルチングしていると、つい土の乾燥具合のチェックを怠ることもあるでしょう。
その場合は、先ほど紹介した「サスティー」を活用すると便利です。


マルチングしてると、土の乾燥具合を確認するの面倒に思っちゃいますよね。たなーも面倒です(笑)。少しでも面倒を感じて枯らしてしまうぐらいなら、「サスティー」を使って育てるとよいかもしれません。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドが「枯れる」を防ぐ育て方:日当たり不足
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは耐陰性がある植物です。
明るい室内であれば元気に育ちますが、日差しが全く入らず蛍光灯の明るさもない場所では育ちません。
直射日光の当たらない明るい室内で管理してください。
ただし、暗い場所から急に直射日光に当たるような場所に移動すると葉焼けしてしまうので、レースカーテンで和らげた光に当てると元気になるでしょう。
葉が黄色くなったり、葉が倒れたり折れたりしたら切り戻して、明るい場所に置いておくと根元から新芽が発生して葉が茂ってきます。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは暗い場所では、次第に葉色が薄くなり、見栄えも悪くなりやすいので、注意してください。
美しいサンスベリア・ファーンウッド・ミカドを維持するためにも、直射日光の当たらない明るい場所で育てましょう。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの初心者からよくある質問
ここでは、サンスベリア・ファーンウッド・ミカドを初めて育てる方からよくある質問にお答えします。
- サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの冬越し方法は?
- サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの植え替え方法は?
- サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの増やし方は?
それぞれ見ていきましょう。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの冬越し方法は?
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの冬越し方法は、最低10℃以上を保って育てること。
15℃以上あると、さらに安心です。
冬の窓際は、暖房を付けていても屋外と変わらないくらいに冷え込みます。
特に、朝晩の寒さには注意が必要です。
そのため、冬は窓から離れた明るい場所で管理してください。
しかし、暖房の風が直接当たると急激な乾燥によって枯れる恐れがあります。
暖房の風が当たらない場所で管理しましょう。
冬の水やり方法は「枯れる」を防ぐ育て方でも伝えていますが、葉にしわが寄ってから初めて水やりする程度(断水でもいいくらい)です。
ただし、常に暖房を入れており15℃以上をキープした環境であれば、多めに水やりが必要になります。
冬は空気が乾燥しており、暖房でさらに乾燥するため、暖かい時間帯に葉水をするとイキイキとした葉を維持しやすいです。
水やりや葉水は、しっかりと室温が上がった時間帯に行うことがポイント。
気温が低い時間帯に水やりすると、「サンスベリア・ファーンウッド・ミカドが枯れる」原因になるので、注意してください。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの植え替え方法は?
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは、2年に1回ほどのペースで5~9月に植え替えを行います。
特に気温が安定している5~7月がおすすめです。
8月以降に植え替える場合は、猛暑日を避けて植え替えしましょう。
2年経っていなくても、鉢底から根が出てきていたり、水やり後の吸水が悪かったりしたときも植え替えタイミングです。
鉢から優しく根鉢を取り出します。
根詰まりしている場合は、土と一緒にほぐしてください。
スカスカな根や黒ずんだ根がある場合は、綺麗に取り除いておきましょう。
新しい鉢に新しいサンスベリア・ファーンウッド・ミカド専用の土で植えなおします。
その後は、明るい日陰で鉢底から水が流れるくらいにしっかりと水やりして様子を見てください。
もし、植え替え時に子株が出ているならば、切り外して植え替えるとよいです。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの増やし方は?
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは、5月~9月に「挿し木」「株分け」で増やします。
挿し木で増やす場合は、葉を15㎝ほどの長さで切り、切り口をしっかり乾燥させてください。
切り口が湿っている状態で土に挿すと、切り口断面から病原菌が入って腐ってしまうためです。
切り口は、2~3日ほど乾かすとよいでしょう。
その後は、挿し木挿し芽の土やサンスベリア専用の土に、切り口を下にして植えてください。
直射日光の当たらない明るい場所に置きます。
新芽が出てくるまで水やりは行いません。
1~2か月ほどすると新芽が出てくるでしょう。
株分けの場合は、サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの株元に子株が出てきたら、植え替えと同時に行います。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは地下茎が伸びて子株が出てくるので、地下茎をハサミで剪定します。
切断面は、トップジンMペーストのような殺菌効果のある癒合剤を塗っておくと安心です。
癒合剤がなければ、2~3日しっかり乾かしてください。
その後、新しい鉢に植え替えて育てましょう。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは、成長速度が遅いため、子株が出にくいです。
株分けで増やしたい方は、じっくりと長年育て続ける必要があります。
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まとめ
最後に
いかがでしょうか。
初心者が陥りやすいサンスベリア・ファーンウッド・ミカドが「枯れる」を、解決するための育て方紹介でした。
サンスベリア・ファーンウッド・ミカドは乾燥に強くて育てやすい植物なのに枯れると、「植物を育てるのは向いていないのかな」と自信を失ってしまうかもしれません。
今回紹介した育て方に注意して、サンスベリア・ファーンウッド・ミカドが枯れることがないように育ててみてください。
また、サンスベリア・ファーンウッド・ミカドはスタイリッシュでかっこいいだけでなく、縁起の良い花言葉と風水効果もあるので、プレゼントにもおすすめです。
ぜひ素敵な花言葉や風水を伝えて、お祝いに贈ってみてはいかがでしょうか。
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