こんにちは。
たなーです。
春も本番になり、ガーデニングシーズン。
花壇や鉢に何を植えようかな?
と、悩んでいませんか?
せっかくだから、長くきれいに楽しめる植物を植えたいですよね。あと、ご近所さんに自慢できるともっと嬉しい。
そんな悩みにぴったりのお花があります。それはペチュニア「花衣シリーズ」。近年人気が高まっている栄養系ペチュニアです。
この花衣シリーズ、コロンとした八重咲きで花の縁に入る白色や黄色がワンポイントになります。鉢植えで満開に咲いた時の姿には感動を覚えますよ。ぜひ一度育ててみてほしいペチュニアです。
栄養系ペチュニア「花衣シリーズとは」
栄養系ペチュニア「花衣(はなごろも)シリーズ」とはミヨシグループのエム・アンド・ビー・フローラ様が開発販売しているペチュニアです。
花衣の特徴は以下の通り。
- 草丈15~20㎝の半ほふく性
- 開花期は5~10月で、花径4~5㎝の中輪タイプ
- 株張りは70~80㎝
- 八重咲き
- 特徴的な白覆輪または黄覆輪が入る
白覆輪は、花が咲く時の気温や日照時間、栄養など環境要因によって太さが変わるので、様々な表情の花衣を楽しみましょう。
花衣シリーズの品種は以下の4種類があります。
- 黒真珠(くろしんじゅ)
- 紅水晶(べにすいしょう)
- 藍染(あいぞめ)
- 瑠璃静(るりしずか)
これらの花衣シリーズは、「日本人の琴線に触れるペチュニアを作りたい」という思いから作られたミヨシグループのオリジナル品種です。
花衣には4種類のペチュニアがあるっていうのは分かったけど、栄養系ペチュニアって何??
それでは、栄養系ペチュニア「花衣」についてのご紹介です。
栄養系ペチュニアとは
栄養系ペチュニアとは、栄養繁殖(挿し木や挿し芽、株分けなど)で増やすことのできるペチュニアのことを言います。
この栄養系という言葉に対して、実生(みしょう)系という言葉があります。実生とは種から育てて増やすことです。
ちなみに栄養系の植物は種子ができなかったり、できても生育がうまくいかなかったりすることが多く、大量生産する場合は実生系に比べて維持コストが高いため、比較的高価です。
種で増やすのは難しいけど、挿し芽で簡単に増やせるの?
花衣シリーズをはじめとした栄養系ペチュニアは挿し芽で増やすことができるので、増やす楽しみもあります。
ただし、増やした花衣の株は商業目的で許可なく販売することは禁止されています。
花衣の意味
この花衣は、「日本人の琴線に触れるペチュニアを作りたい」という思いから作られているので、名前にもこだわりが見られます。
花衣とは、「花見に着る晴れ着や花見の衣装のこと」であり、俳句や短歌などでは春の季語としても有名です。
桜の花びらが優雅に舞い散るなかに、着物を着た女性を想像することができませんか。そのため、日本人には。なじみの深くイメージしやすい言葉と言えるでしょう。
栄養系ペチュニア「花衣シリーズ」は、特有の八重咲き覆輪が着物の重ねを連想させてくれます。
花衣シリーズの実績
栄養系ペチュニア「花衣」は、ジャパンフラワーセレクションの受賞実績があります。
2017‐2018年:「黒真珠」が鉢物部門でベスト・フラワー(優秀賞)とカラークリエイト特別賞を受賞。
2018‐2019年:「紅水晶」がガーデニング部門にてモーストジョイ特別賞を受賞。
※ジャパンフラワーセレクションについては、公式HPを参考に。
それでは、
気になる4種類の花衣シリーズ「黒真珠」「紅水晶」「藍染」「瑠璃静」について紹介します。
花衣シリーズ「黒真珠」の品種特徴
花衣シリーズの第1弾として大注目された黒真珠。
黒真珠は一般的な八重咲きペチュニアよりも花弁の枚数が多く、ベルベットのような質感を持ちます。さらに、深みのある黒紫系の花弁に入るクリームイエローの縁取りが特徴です。
カラークリエイト特別賞を受賞しているだけあって、バイカラーに気品があります。花壇よりも鉢植えで育てることで、より見栄えが良くなるでしょう。
黒系なので、お庭全体のコントラストをはっきりさせ引き締める効果も期待できます。シックなお花を楽しみたい方におすすめの花衣の品種です。
花衣シリーズ「紅水晶」の品種特徴
大注目された黒真珠に続く、花衣シリーズ第2弾の紅水晶。
ピンク系の八重咲きペチュニアには珍しい白覆輪が入るタイプです。桜の花びらが着物を着た女性に舞う姿を連想させる花衣という言葉に、ぴったりな美しいピンク色をしています。
非常に華やかな発色をするので、花壇や鉢植えでお庭が明るくなること間違いなしです。花壇やベランダでのアイキャッチにおすすめの花衣の品種です。
花衣シリーズ「藍染」の品種特徴
大人気ペチュニアの花衣シリーズ第3弾の藍染。
日本の伝統色として、古くから愛されている藍色(あいいろ)の花弁に白覆輪が入るタイプです。着物でも人気の藍色を花にそのまま落とし込んだような、美しく上品な色をしています。
藍染は、白覆輪の入り方によって花の表情が大きく変化するペチュニアです。和風・洋風どちらのお庭にも相性の良い色合いをしています。
白覆輪と藍色の境界線はにじむような色合いが特徴的です。
花衣シリーズ「瑠璃静」の品種特徴
花衣シリーズの第四弾。2023年に販売された瑠璃静。
さわやかなラベンダーブルーに白覆輪が入るタイプです。今までの花衣シリーズは、発色がよく花色が濃いタイプでしたが、瑠璃静香は淡い色合いが特徴的。
コロンとした姿をより可愛らしく表現した姿になっています。メルヘンチックな花壇や寄せ植えにおすすめです。
まとめ
最後に
いかがでしょうか?
栄養系ペチュニア「花衣シリーズ」黒真珠・紅水晶・藍染・瑠璃静の紹介でした。
いずれも、暑さに強く育てやすいので、夏の暑い季節でも活躍するでしょう。ペチュニアは、植えて育ち始めたら伸びた茎を切る(ピンチ)を2度ほどすることでたくさんの脇芽が伸びて、より多くの花を咲かせてくれます。
開花期も長いので、植え込みの際に元肥(もとひ)だけでなく、即効性のある液体肥料を水に薄めて与えて、素敵な花衣をたくさんの花を咲かせてくださいね。
この2つの肥料はたなーおすすめの肥料です。マグァンプDは、マグァンプK+殺虫成分なので、害虫対策にも効果があります。トップクオリティ開花促進は、花を咲かせる効果に極振りしてる液肥で花苗に効果的です。
それでは、素敵は栄養系ペチュニア「花衣シリーズ」を育てて、良きグリーンライフを過ごしましょう。
そのほか、詳しい育て方や珍しいペチュニア、一緒に楽しめる宿根草などが気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
ペチュニアの育て方|摘心(切り戻し)や挿し芽、冬越しについて
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