【増やし方】ハオルチアの根挿しとは?その時期や方法について解説

【増やし方】ハオルチアの根挿しとは?その時期や方法について解説 多肉植物
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こんにちは。

たなーです。

3も後半に差し掛かり、気温も安定して暖かくなってきましたね。

3~5は、ハオルチアを育てる方にとって楽しい時期です。

植え替えや株分け、葉挿し、根挿し、花が咲けば受粉もできます。

多くの方が、植え替えや株分けは行うでしょう。

増やし方としても、株分けが最もポピュラーだと思います。

せっかくなので

ハオルチアをより楽しむために、今までやったことない根挿しに挑戦してみませんか?

そこで、

今回はハオルチアの根挿しについてお話したいと思います。

この記事を読むことで以下のことがわかります。

ハオルチアの根挿しとは?
根挿しの時期
根挿し方法

それでは、順を追ってお話しますね。

ハオルチアの根挿しとは?

 
 
 
 
 
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ハオルチアの根挿し(ねざし)とは、ハオルチアの太い根を用土に植えて増やす方法です。

え!?根を植えるだけでハオルチアは増やせるの??

と疑問に思う方も多いことでしょう。

根挿し方法は後程、詳しく解説いたしますが、

結論から言うと増やせます。

ただし、

根の細いタイプのハオルチアには向いている方法ではなく、

根が太い玉扇(タマオウギ)や万象(マンゾウ、またはバンショウ)などにおすすめの方法です。

根挿しの時期

 
 
 
 
 
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ハオルチアの根挿しの時期は、植え替え時期と同様の3上旬~5下旬、9下旬~11半ばです。

植え替えや株分けと同時期に行うのがベストでしょう。

植え替え作業の時に、根元から綺麗に取れてしまった根であれば、根挿しは可能です。

根の先端が折れているくらいは問題ありませんので安心してくださいね。

根挿し方法

 
 
 
 
 
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根挿しは、植え替えと同時に行うことになります。

準備するものは基本的に植え替えに使用する用土、鉢、ピンセットに加えて、細いカッターやハサミがあると便利でしょう。

それでは、葉挿し方法を順を追ってお話しますね。

1:古い用土を落とす

1:古い用土を落とす

株を鉢から取り出して、根を傷つけないように根鉢を崩しましょう。

古い用土はすべて落としてください。

この時、植え替え方法同様に土を乾燥させておくことが重要です。

2:つけ根にカッターなどで切れ込みを入れる

2:つけ根にカッターなどで切れ込みを入れる

太くて傷んでいない綺麗な根を選んで、つけ根に切れ味の良いカッターなどの刃先で切れ込みを入れましょう。

カッターはペンタイプのナイフカッターが使いやすいですよ。

1つの株から、太い根をたくさん切ると親株が弱る原因になるので、根の状態や本数を確認して切ってくださいね。

たなー
たなー

基本的には、1切り取るくらいで抑えたほうがよいです。

カッターの刃などでケガしないように気を付けてくださいね。

3:根を切り離す

 
 
 
 
 
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根に切れ込みを入れているので、そっと引っ張ると簡単に取ることができます。

取れないからと言って、無理に引っ張って折らないように気を付けてくださいね。

取れない場合は、もう一度切れ込みを入れましょう。

親株の根元を必要以上に傷つけないようにすることがポイントです。

4:根の上下はそのまま

4:根の上下はそのまま

ハオルチアの根は強いので、何か保護する必要はありませんが、すぐに植え付け作業に入りましょう。

時間が経過するほど、根に直接空気が触れることにより乾燥して弱ってしまいます。

根は、切り取ったつけ根側を上にして、根の先端を下にして植えましょう。

5:根を鉢の中央に立てて植える

 
 
 
 
 
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3鉢(直径約9)程の新しい鉢に植え付けましょう。

鉢が大きすぎると、水やり後に土が乾かず根腐れの原因になるので気を付けてくださいね。

切り取った根を鉢の中央に立て、手で支えた状態で、周囲に優しく土を加えていきましょう。

6:細粒の硬質赤玉土を敷く

用土を入れ終わったら、細粒の硬質赤玉土を敷きましょう。

見た目の問題もありますが、細粒の硬質赤玉土を敷くことで、保湿ができます。

保湿が目的のため、化粧砂やベラボンでも代用は可能です。

しかし、

細粒の硬質赤玉土であれば、土の乾燥が一目でわかりやすいのでおすすめですよ。

この時、根のつけ根は土から約1出るようにしてください。

7:1~2日後に水やり

水やり

植え替えや株分けと同様に、水やりは1~2後にたっぷりと行いましょう。

8:その後

8:その後

根挿し後は、順調であれば1か月ほどで、用土の上に出ている根から芽吹き始め、3~半年で数枚の葉と新根が伸びた子株になります。

葉が5ほどになれば植え替えと同様の方法で植え付けましょう。

根を切り取った親株は、根が丈夫な減っているので鉢は大きくせず、同じ大きさの鉢に植え替えて育ててあげてくださいね。

たなー
たなー

親株は根が減った状態で、大きな鉢に植え替えると土が乾きずらく調子を崩す原因になりますので注意が必要です。

まとめ

まとめ

ハオルチアの根挿しとは、根を土に植えることで増やす方法で、特に根の太い品種に有効です。
根挿しの時期は、植え替え同様に3下旬~5下旬、9下旬~11半ばになります。
根挿しの方法は、土を乾かし株元の太い綺麗な根をカッターで切り取り、新しい鉢に1程つけ根側を出して植えることです。

最後に

最後に

いかがでしょうか?

今回は、根挿しの方法についてご紹介させていただきました。

ハオルチアを楽しんでいる方は、より楽しむために根挿しにも挑戦してみませんか?

新たな発見があって、きっと楽しいことでしょう。

根のつけ根から出てくるハオルチアの新芽が徐々にハオルチアの姿になる過程は、とても可愛いんですよ。

ただし、

根挿しは時間のかかる増やし方なので、じっくり見守るように楽しんでくださいね。

それでは、ハオルチアの根挿しに挑戦して良きグリーンライフを過ごしましょう。

ハオルチアの植え替え方法についてはこちらを参考に。

ハオルチアの株分けについてはこちらを参考に。

蘭と観葉植物メディア「東京寿園」様から、多肉植物を育てている方としてインタビュー受けて監修しました

たなー
たなー

2023年2月に蘭と観葉植物メディア「東京寿園」様から、多肉植物を育てている方としてインタビュー受けて監修しました!こちらの記事も、ぜひ読んでみてね!

 

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