こんにちは。
たなーです。
前回、エケベリアの交配を実演写真で紹介させていただきました。
その続きの、
交配後はどうなったなのか?
ちゃんと種は採取できたのか?
種まきはどうすれば?
上記の内容についてお話しするね。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
それでは順を追ってお話しします。
交配後のその後
エケベリアの受粉、うまくいってる気がする😊☘️ pic.twitter.com/KzUKz9Q88z
— たなー@植物ブロガー+Webライター (@tana_3930) May 25, 2022
交配後の様子は、Twitterを通して状況の報告をしていました。
しかし、ある日の風の強い日に事件が。。。
お疲れ様です☘️
— たなー@植物ブロガー+Webライター (@tana_3930) June 6, 2022
風が昼頃から強くなってて、仕事中に不安に思ってたけど。。
エケベリアの交配させてた分、花茎折れてた。。😭
種、成熟してなさそうなんだよなぁ😇
ちょっと、室内でこのまま様子見るけど、駄目だったらブログのエケの種については更新できないかも😢 pic.twitter.com/8flb0qqQuL
強風で花茎が折れてしまったのです。。。
風で折れるかもと思っていたにもかかわらず、その対策を怠ったたなーのミスです。。
やってしまった。。。種うまく採取できないかもと落ち込んでいました。。
とりあえず、そのまま様子を見て、
つい先日、種の採取を行いました!
夜中にエケベリアの種取り🤣☘️ pic.twitter.com/EomLF2Dx0R
— たなー@植物ブロガー+Webライター (@tana_3930) June 14, 2022
ここまでが、交配後のエケベリアのその後でした。
さて、ここからは気になるエケベリアの種の採り方、種まき時期などについて、実際に行った写真付きでお話しします。
エケベリアの種の採取方法
交配した場合、交配から約1か月程度で雌しべの下部の子房(しぼう)が膨らんで果実になります。
果実ってみかんとかフルーツの果実ってこと??
考え方はその通りです。
ただし、エケベリアの果実は袋果(たいか)と言って、その中に種が入っていて食べられませんよ。
その果実の中で、種が成熟するんですよ。
その果実ごとハサミで切り取り、中の種をかきだします。
後は、種と果実の皮などのごみを分けるだけです。
意外とエケベリアの種の採取って簡単なんだね?
作業自体は難しくありませんが、種は非常に小さく軽いので、細かい作業になることだけ我慢が必要です。
ここからは、細かな作業になるので先端の細いピンセットを準備しましょう。
エケベリアの種まきの時期
ハオルチアの種まき時期は、3月下旬~6月下旬、10月です。
基本的に、ハオルチアはとりまき(種を採取後すぐに種まきすること)が良いでしょう。
とりまきであれば、発芽率がよく、たくさんの苗が育ちます。
どうしても、とりまきができない状況であれば、お茶パックの不識布や封筒などに果実ごと入れて、冷蔵庫保管が良いでしょう。
果実から種を取り出すと、小さすぎて不識布や封筒に入れるのが大変です。果実ごと、しっかりラベリングして保存しましょう。
エケベリアの種まきの方法
それでは、種まきを順を追って解説します。
1:種をかきだそう
果実の中は、5つの部屋に分かれています。
ピンセットの先で開いて、中の種を受け皿などにかきだして集めましょう。
花茎が折れておらず、順調であれば果実は星形に開いているはずでした。。。
※次回、交配して星形に果実が開いた様子を写真に撮れればupしたいと思います。
2:種を選り分けよう
種は非常に小さいです。
どのくらい小さいかというと、1円玉がはるかに大きく見えるくらいに。
種と果実の破片などのごみを選り分けるのに、細かいふるいなどを使っても良いですが、種が小さく軽いため、受け皿に張り付きます。
もし、ふるいにかける場合は、受け皿ではなく白紙の上で、果実から種を取り出す作業をした方が良いでしょう。
ふるいにかけない場合は、ピンセットで細かい果実の破片を取り除いてください。
種の方が圧倒的に小さいので、果実の取り除き自体はそんなに難しくありませんでしたよ。
3:種まきをしよう
市販の種まき用の土やバーミキュライト小粒をポットや容器に入れて、あらかじめ湿らせておきます。
ここで、メネデールなどの発芽発根促進効果のある活力剤を水に薄めておくと、発芽率も発芽後の生育も期待できるでしょう。
メネデールについてはこちらを参考に。
たなーはメネデールをよく使って効果を実感しているのでお勧めです。
また、細かい作業をするときは専用のピンセットや水差し、霧吹きなどの道具があると便利。
種は非常に小さく数えるのは、難しいので土にばらまきします。
この時、種に土は被せません。
非常に小さく軽い種は、土を被せすぎると土に埋もれて呼吸ができずに、うまく発芽できない可能性があるためです。
4:1~2週間で発芽
ポットやセルトレイなどに種まきをする場合は、底面吸水で土が乾燥しないように、気を付けましょう。
ポットやセルトレイでの種まきの場合、外での管理になると思います。
その時は直射日光には当てずに遮光率30%で管理しましょう。
この時、ポットやセルトレイの上に透明な下敷きなどをのせると保湿にもなりますよ。
たなーは、蓋付の容器に空気穴を作り、種をばらまきして室内の植物育成LEDの光に当てて管理しています。
5:本葉2~3枚で鉢上げしよう
1か月ほどしたら、発芽苗から本葉が開き始めます。
本葉2~3枚になったら、ピンセットなどで優しく慎重に苗を取り出し、用土に植えつけましょう。
この時に植え付ける用土は、小粒系の多肉植物用の土がおすすめです。
まだ小苗なので乾燥しすぎないように、キメの細かい土の方が育てやすいでしょう。
プロトリーフさんのサボテン多肉植物の土は、初期肥料入りで細かな粒状タイプの土です。
適度な保水効果があるので、粒が大きい土が使いにくい方にはおすすめ。
植え付け後は、そのまま育てて交配による葉の形や色合いを確認しながら楽しんでくださいね。
まとめ
最後に
いかがでしょうか?
エケベリアの交配後の種の採取から種まきについてでした。
今回、ご紹介しているのは、あくまでもたなーによる方法なので参考までに「こんな方法もあるんだ!?試してみようかな!」くらいに思っていただければ幸いです。
この方法でなければ、という訳ではありませんのでご注意くださいね。
交配後、順調に育っていた果実が、途中花茎が折れるというトラブル。
大変申し訳ありませんでした。
次回、交配後にうまく種まきまでできれば、写真などを差し替えたいと思います。
最後の5:本葉2~3枚でで鉢上げしようの写真は、今回の発芽してからの写真が撮れ次第upするので、お楽しみに!
今まで通り、ツイッターでも経過観察は報告するので、気になる方はTwitterのフォローもしてみてね。
それでは、可愛いエケベリアを種まきから育てて、良きグリーンライフを過ごしましょう。
エケベリアを色々交配してみて、種から育ててみたいという方は、こちらのおまかせエケベリア10株セットがおすすめです。
10株あれば、いろんな交配の組み合わせができますね。
ぜひ、交配して種まきにチャレンジしてみましょう!
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