こんにちは。
たなーです。
植物を育てるときに、活力素(活力剤、活力液とも言われます)という言葉を聞いたことがありませんか?
でも、
![](https://hetemultest.website/wp-content/uploads/2021/07/woman_question.png)
肥料と何が違うんだろう。。。?
そんな風に思ったことありませんか?
![たなー](https://hetemultest.website/wp-content/uploads/2021/03/IMG_-k24xc8.jpg)
メネデールは植物活力素または活力剤といった名前で販売されています。発根剤としてもよく使用されているので、ご存じの方も多いかもしれません。私は弱った植物や植え替え直後によく使用しています。使ったことがない方はぜひ使ってみてください。
それでは、順を追ってお話ししていきますね。
メネデールの効果は?
![メネデールには何の微量要素が入っているの?その効果は?](https://hetemultest.website/wp-content/uploads/2020/11/PB073680-1024x768.jpg)
メネデールは二価鉄イオンという形の水溶液。イオン化されているため、水に薄めて植物に与えることで根からの吸収が特に早いのが特徴です。
メネデールの効果は、主に以下の2点。
- 光合成を行う葉緑素の生成
- 根の成長や発根促進
光合成を行う葉緑素の生成
鉄は葉緑素の生成に関係しているので、葉の色が気になるときに与えてあげると効果的です。鉄イオンを植物に与えると葉緑素が増えるため、結果的に植物は光合成をより効率的に行えるようになります。
根の成長や発根促進
鉄は根の成長にも関与しています(特に根の先端部分)。そのため、根が伸び、植物も良く育つようになるわけですね。
植物の植え替えや種まき、挿し木など様々な場面に効果があります。根がよく育てば、3要素のN、P、Kの吸収率も高まり植物もよく育つというわけです。
与え方は100倍に薄めて与えましょう。
1ℓに10㎖です。
![メネデール](https://hetemultest.website/wp-content/uploads/2020/11/PB073682-300x225.jpg)
キャップ1杯が10㎖なのが、メネデールの良いところ。計算しやすいですよね。
ちなみに、二価鉄イオン状態なので、酸素に触れると酸素と結合して、鉄の匂いがしますのでほんとに鉄なんだなって実感がわきますよ。
植物活力素と肥料は違うの?
![植物活力素と肥料は違うの?](https://hetemultest.website/wp-content/uploads/2020/11/francesco-gallarotti-ruQHpukrN7c-unsplash.jpg)
肥料と植物活力素は違います。
簡単に言うと、肥料は体を作る栄養素であり、N(窒素=葉)P(リン=花芽)K(カリ=根)の3要素で構成されていることが多いです。
Nは葉を、Pは花を、Kは根を育てるために、と考えましょう。人間でいうご飯やお肉などと考えるとわかりやすいですね。
対して、植物活力素は、ご飯ではなく健康補助剤のようなもの。「リポビタンD」のようなものと考えるとわかりやすいです。
当然、リポビタンDだけでは私たち人間は生きていけないのと同じで、植物も植物活力素だけでは生きていけません。
植物活力素とは?
![植物活力素とは?](https://hetemultest.website/wp-content/uploads/2020/11/gel-capsules-5834023_640.jpg)
活力素には、植物の健康を維持するのに必要なビタミンやミネラルなど成分が含まれている他、鉄・マンガン・ホウ素といった微量要素が配合されているものもあります。
活力素を含む商品を活力剤といい、液体タイプで水に薄めるものが多いです。そして、微量要素とは、肥料(N-P-K)とは別の極微量ですが植物の成長に必要な成分のこと。
普段の水やりや雨により流されたり、根からの吸収で土からなくなったりします。微量要素は肥料に含まれていることが少ないので、活力剤で栄養を補ってあげましょう。
観葉植物や花が好む環境(日当たり・水やりの頻度・土の状態)を整えたうえで、
〇もっと綺麗に花を咲かせたい
〇野菜を大きくしたい
〇芝生の草を青々とさせたい
そんなときに活力剤を使用すると即効性を感じることができます。
活力素は人間で言うと、栄養補助剤サプリメントのようなものと考えてください。ここで気づくかもしれませんが、サプリメントだけ補給しても元気にはなりません。
体を作る栄養(肥料)があってのサプリメント(活力素)です。どちらか一方与えるのではなく、併用して植物を元気に育てていきましょう。
まとめ
最後に
いかがでしょうか。
植物に欠かせない微量要素である鉄を含むメネデールのお話でした。
メネデールは種まき、植え替え、根痛み、挿し木、葉の色が薄い時などに与えてあげることで、絶大な効果を発揮します。メネデールの名前の由来は『芽と根がよく出るからメネデール』だそうです。
くすっと思えて、覚えやすいのではないでしょうか。植物の調子が悪いとき、根っこの調子が良くない時など使うことをお勧めです。
メネデールと同じ活力素や活力剤としてHB‐101があります。HB-101について気になる方は、以下の記事もチェックしてみてください。
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