【育て方】プランターでの春ジャガイモ栽培は簡単なの?【植えるだけ】

ジャガイモ 野菜
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こんにちは。

たなーです。

 

 

いろいろな料理に合うジャガイモ。

シンプルなじゃがバターは、嫌いな人はいないのではないでしょうか?

自分で収穫した野菜で料理すると楽しいし、きっとおいしいと思いませんか?

たなーはそう思っています。

何よりじゃがバターはおいしいです(笑)

 

でも、野菜なんて育てたこともないし、ジャガイモって北海道とか広ーい畑が必要なんでしょ?

 

実は春ジャガイモは初心者でもプランターで簡単に育てることができるんですよ。

 

そこで、

今回はプランターでも簡単に育つ春ジャガイモのお話をしたいと思います。

プランターでの春ジャガイモ栽培は簡単なの?

疑問

ジャガイモには『春ジャガイモ』『秋ジャガイモ』に大きく分けられます。

 

春ジャガイモは、植え付けが2月~3月(暖地)、4月~5月(寒冷地)の寒さが残っている春少し前で収穫が6月~7月(暖地)、8月~9月(寒冷地)の梅雨前後のジャガイモのことを言います。

 

春ジャガイモ栽培の良いところは、

植え付けて気温が少しずつ上がっていくことから、ジャガイモが腐りにくいため、初めてでも安心して簡単に育てることができるんですよ。

春ジャガイモを育てる前に

ジャガイモ

ジャガイモの種芋はいつ準備する?

ジャガイモの植え付け時期は暖地では2月~3月、寒冷地では3月~4月ですが、ジャガイモの種芋は、12月~1月のうちに手に入れておきましょう。

いざ植え付け時期になると、種芋が園芸店では売れてしまって販売していないことが多いんです。

販売していても状態が良くないものがある場合がありますので注意しましょう。

手に入れられない場合はネットを使って手に入れるといいですよ。

プランターはどれを使えばいい?

なるべく深型プランターを使いましょう。

深さが25~30㎝以上のプランターをお勧めします。

幅や長さは、ジャガイモの種芋を何個植えるかによって考えると良いですよ。

基準として25㎝~30㎝間隔に1つの種芋になります。

土や肥料は何を使えばいい?

土

ジャガイモは、市販されている野菜の土を使うのが安心です。

肥料は市販されているジャガイモ専用の肥料、またはカリ分が多い肥料を使用しましょう。

 

気を付けたい点はジャガイモを植え付ける際には石灰はしないことです

ジャガイモは土がアルカリ性の場合、そうか病という病気になる可能性が高いので気を付けましょう。

 

また、土の再利用などで使用する場合は、以前にトマトやなすびなどナス科の植物を育てた土は使用しないようにしましょう。

ジャガイモもナス科のため連作障害(簡単に言うと連続して同じ土で同じ科の植物を栽培するとうまく育たない現象)を引き起こす可能性が高いです。

その連作障害のため、いくら手入れをしてもうまくいきませんので気を付けましょう。

春ジャガイモの育て方

ジャガイモ

春ジャガイモを植え付ける前に

春ジャガイモの種芋を手に入れたら、植え付ける2週間前から、日当たりのよい窓際に置いておきましょう。

そうすることで、新芽が少し出てきます。

この時、種芋自身が緑色になることがありますが、問題はありませんので気にしなくてよいですよ。

 

植え付け前になったら、

〇40~60gの小さなジャガイモはそのまま。
〇60~120gの中サイズのジャガイモは目を見ながら半分に。
〇120g以上の大サイズは目を見ながら4つ切りに。

 

切り分けたジャガイモには、断面が腐らないように草木灰(そうもくはい)を薄く付けてあげましょう。

そのまま一日乾かしてあげます。

草木灰は腐り防止でもあると同時に肥料にもなるので、付けて乾かすことをお勧めします。

春ジャガイモの植え付け方

種芋は通常、切った断面を下にして5㎝~10㎝程の深さに植え付けます。

種芋同士の間隔は25㎝~30cmで植え付けてあげましょう。

 

たなー
たなー

たなーのワンポイントですが、切った断面を上にして植えることで太く力強い新芽だけが、土から出てきますので芽かきの手間が軽減できておすすめですよ。

置き場所

日当たりの良い場所にプランターを置きましょう。

水やり

ジャガイモは多湿を嫌います。

そのため、土がしっかり乾いてから水やりをしましょう。

気持ち乾燥気味で育ててあげるぐらいがちょうどよいと思います。

用土

上記でも述べましたが、野菜の土がおすすめです。

自分で配合する場合は、赤玉土:腐葉土=6:4で混ぜ合わせるのがちょうどよいでしょう。

最初の植え付けの時は土はプランターの1/2ぐらいにして土寄せの時に土を増やしてあげると、より多くのジャガイモが収穫できますよ。

肥料

ジャガイモの肥料やカリ分の多い肥料を、植え付けの時と2回の土寄せの時に行います。

芽かき

種芋を植え付け後、複数の新芽が土から10㎝~15㎝程伸びてきたら、病気がなく太くしっかりした新芽を2本ほど残し、それ以外の細い芽は引き抜いてあげましょう。

ここで、芽かきをしないと小さなジャガイモしか取れませんので気を付けてくださいね。

土寄せ

プランターの場合は、最初の植え付けの時に土を少なく植えていますので、芽かきのタイミングで1回土を足してあげます

そして、花が咲き始めたときにもう一度土を足してあげましょう。

 

この土寄せの理由は、ジャガイモは種芋より上の土中にできますので、ジャガイモが土から出てしまうことがあります。

ジャガイモは太陽光を浴びると、ソラニンという毒素を作り出すので、それを防ぐためと伸びた茎が倒れないようにするためです。

病害虫

ここでは、発生しやすい病害虫を紹介します。

アブラムシ

アブラムシはあらゆる植物に発生します。

もちろんジャガイモの柔らかい新芽にも付きますので、見つけ次第増える前に市販のお薬で退治しましょう。

家庭菜園で農薬に抵抗がある場合は、化学薬品ではない自然由来のお薬をお勧めします。


テントウムシダマシ

名前の通りテントウムシにそっくりな昆虫です。

しかし、テントウムシのようにアブラムシを食べてくれる益虫(えきちゅう)ではなく、葉を食べる害虫なので気を付けてください。

黒い斑点が28個あるのが特徴です。

そうか病

細菌性の病気で、ジャガイモの表面にかさぶたのような病斑ができます。

見た目の問題で、食べること自体に問題はありませんので安心してくださいね。

気になる方は、土がアルカリ性の場合に発生しやすい病気なので、石灰の撒きすぎに気を付けましょう。

モザイク病

葉にモザイク状の模様ができて、葉が縮れて小さいなったり、葉色が薄いなどの症状が現れます。

モザイク病はアブラムシを媒介にして発生するウイルス性の病気です。

ウイルス性の病気は他の植物に移るので見つけ次第処分が望ましいです。

 

尚、既にイモができている栽培終盤の発生であれば、収穫した芋は食べても問題ありません。

花芽とり

ジャガイモ 花

ジャガイモも植物なので、当然花が咲きます。

ナス科の植物なので、なすびのような可愛い花が咲きますが、そのままつけておくと実を付けてしまいます。

そうすると、肝心のジャガイモが育ちませんので、花が付き始めたら、かわいそうですが花を取り除きましょう。

収穫時期はいつ?

ジャガイモ

収穫時期の目安は6月~7月ですが、葉や茎が黄色くなってきた時が収穫時です。

なるべく、梅雨前に収穫してしまいましょう。

梅雨時期でプランターに雨が当たる場合は、せっかくのジャガイモが腐る恐れがあるためです。

最後に

最後に

春ジャガイモの育て方についてお話させていただきました。

春ジャガイモは秋ジャガイモに比べ腐りにくく育てやすいです。

 

そのため、土の中に植えてしまえば、簡単に収穫できるので、あまり難しく考える必要もありません。

 

たくさんの大きいジャガイモを育てる場合は芽かきと土寄せはしっかりして、ジャガイモの緑化(ソラニン生成)に気を付けてくださいね。

 

それでは、おいしいジャガイモを収穫して良きグリーンライフを過ごしましょう。

おすすめのジャガイモはこちらをご参考に。

 

 


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