【初めてでも大丈夫】ブルーベリー栽培の5つの基本と育て方のポイント

ブルーベリー 果樹
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こんにちは。

たなーです。

 

人気の家庭果樹にブルーベリーがありますね。

手軽に手に入ることや、健康に良いこと、そのまま食べられること等が人気の要因ですね。

そんなブルーベリーに興味がある、または、育てたい方は多いのではないでしょうか。

 

でも、畑や花壇もないし、ブルーベリーって鉢でも大丈夫かな?それに果物を育てるって難しそう。。。

これから育てようと思う方は、こんな悩みを持ってはいませんか。

 

私は、最初そんな風に思っていました。

 

ここでは、

ブルーベリー栽培の5つの基本と収穫についてお話ししていきます。
この記事を読むことによって、以下のことがわかります。
ブルーベリーの基本の育て方
病害虫
収穫のタイミング
収穫に便利なグッズ
各系統の栽培地域
剪定時期と剪定場所

1.ブルーベリー栽培の5つの基本

1-1 日当たり

ブルーベリーは日当たりの良いところを好みます。

そのため、しっかりと日が当たるところで育ててあげましょう。

1-2 水やり

水やり

基本的には表面の土が乾いたらしっかり水やりを行う形ですが、ブルーベリーは根が細く、土の浅い部分に良く根を張ります。

そのため、水切れを起こしやすいです。

水切れを起こすと、葉がボロボロ落ちたり、せっかく実った果実が落ちますので、風通しが良すぎて乾燥しやすい場所では、土にクルミの殻やバークチップなどマルチングを行いましょう。

1-3 用土

ブルーベリーは酸性の土を好みます。

土に未調整のピートモス(調整済みピートモスは中性または弱酸性のため)や鹿沼土(酸性土。しかし、入れすぎると水はけが良くなりすぎるので注意)を混ぜてあげましょう。

また、市販されているブルーベリーの土は酸度調整されているので、そちらを使うと安心です。


 

1-4 肥料

肥料は、以下の時期にそれぞれ1回与えましょう。

〇12~3の寒い時期
〇4~6の花が咲いている時期
秋の10~11

 

肥料は市販されているブルーベリー用の肥料もよいですが、ご家庭で食べるブルーベリーなので有機肥料にこだわってもよいですね。

1-5 病害虫

ブルーベリーは、他の果樹に比べると病害虫が付きにくい果樹です。

病害虫について、あまり心配はいりませんが、全く発生しないわけではないので可能性があるものを紹介しますね。

灰色かび病

カビの一種が感染することによって起きる病気です。

感染すると葉が縮れて枯れ、ひどくなると花や果実が灰色のかびに覆われます。

被害が見られたら発生部位を切り取り処分します。

剪定によって風通しをよくして発生を予防しましょう。

 

アブラムシ

年間を通して発生しますが、特に新芽が吹き出す4から6につきやすいです。

アブラムシは柔らかい葉につきやすいので、この時期の新芽や若い葉を注意して観察しましょう。

アブラムシは吸汁害虫なので、増えすぎるとブルーベリーが弱る原因となります。

発見次第、丁寧に取り除くか、市販のお薬で退治しましょう。

 

たなー
たなー

薬を使用しない場合は、セロテープなどでくっつけながら取り除くと、植物を傷めずやりやすいですよ。

 

カイガラムシ

多くの種類がいて、ロウ状の物質や硬い殻で覆われた体の小さな虫が、枝に張り付くように付き、一見して動いているようには見えません。

初めて見る方は、病気だと思われることもあるくらいです。

このカイガラムシは薬が効きにくいので、見つけしだい、歯ブラシなどを使ってこすり取りましょう。

 

コガネムシ類

特に土のなかにコガネムシ類の幼虫(ネキリムシとも言います)が潜んで土と一緒に根を食べるので、

鉢植えは秋~冬に植え替えをして幼虫を取り除くことが重要です。

成虫は葉を網目状に食べるので、見つけ次第取り除くか市販のお薬で退治しましょう。

 

2.実をつけるためには?

ブルーベリー 花

ブルーベリーには、品種により強弱はありますが自家不和合性という自分の花粉では受粉できない性質があります。

そのため、同じ系統で違う品種を植えてあげることで初めて受粉でき実がなるんですよ。

ただし、

ノーザンハイブッシュ系とサザンハイブッシュ系は、自家不和合性が弱いため1本でも実がなることはありますが、やはり2本以上違う品種を植えたほうがたくさん収穫できます。

同じ系統を選ぶ理由は開花時期や栽培性質を揃えるためです。

 

鉢の場合、開花したらそれぞれ近くに置いておくと、昆虫や風の影響で受粉してくれます。

 

それでも実付きが悪い場合は筆などで人工授粉してあげましょう。

3.収穫するタイミングは?

ブルーベリー

ブルーベリーは品種により収穫時期が違いますが、ハイブッシュ系で6~7月ラビットアイ系で7~8月くらいです。

完熟前は酸味が強く、完熟果は甘いです。

また、共通して、果軸(ブルーベリーの実がなっている付け根部分)も青くなっていると熟している証拠です。熟してない場合は緑色です。

手で収穫するのが、大変な時はこちらを使うととても簡単に楽しく収穫することができますよ。

 

4.どの系統を育てればよい?

どの系統を育てればよい?

ブルーベリーは、園芸果樹として主に、ラビットアイ系、ノーザンハイブッシュ系、サザンハイブッシュ系の3系統に分けられ、栽培環境が異なります。

 

〇ラビットアイ系は関東以西~沖縄。
〇ノーザンハイブッシュ系は、山間部や関東以北~北海道の寒冷地。
〇サザンハイブッシュ系は東北南部~沖縄。

 

5.剪定時期は?どこを剪定すればよい?

剪定

剪定の適期は12月~2月の寒い時期です。

ブルーベリーは落葉果樹なので、葉が落ちたときに切ってあげましょう。

暖冬や品種の性質で葉が落ち切らないこともありますが、12月~2月に切りましょう。

冬の枝は、すでに花芽の準備をしています。

ブルーベリーは枝先に花をつけ実をならせますので、枝先をすべて切らないように気を付けてくださいね

 

ブルーベリーの花芽は大きく膨らんでいて、葉芽は小さいので、見極めやすいです。

 

気を付けながら内側に込み合っている枝など剪定してあげましょう。

6.最後に

最後に

いかがでしょうか。

初心者でも育てやすいブルーベリーのポイントをまとめてみました。

 

ブルーベリーは、酸性用土に植えて、日当たりの良い環境であれば、鉢植えでも簡単にしっかりと育ちます。

 

気候によって育てられる系統が違いますので、そちらは注意して選びましょう。

ぜひ、おいしいブルーベリーを実らせて、良きグリーンライフを過ごしましょう。

 

それぞれの系統の育てやすい品種は以下にまとめています。

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