こんにちは。
たなーです。
人気の果樹の一つにブルーベリーがありますね。
果実をそのまま食べれることや、ジャムとして加工できること、比較的簡単に苗木が手に入ること等が人気の要因ではないでしょうか。

でも、初めて育てるし品種が多くてどれを選べばいいのか、わからない。。
ここでは、そんな悩みを持つ方に
ノーザンハイブッシュ系ブルーベリーとは?
九州山間部から北海道の寒冷地で育てるのに適しているブルーベリーの系統です。
耐寒性は-20℃ほどです。
特徴として果実が特に大きい系統で、果皮が薄く種も小さいため口触りが滑らか。
ノーザンハイブッシュ系は、自家不和合性が弱いため、1本でも実がなることはありますが、異なる品種を2本以上植えたほうがたくさんの実がなります。

ここからは、初心者にもおすすめのノーザンハイブッシュ系ブルーベリーの品種を紹介していきますね。
1.チャンドラー
500円玉サイズの超特大サイズの実がつく品種です。
開花時期は4月中旬~。
果実の大きさは特大粒(約25g)。
甘みが多いですがやや酸味が効いていておいしいです。樹勢はやや強めで育てやすい品種です。
2.コビル
チャンドラーの次に大きい実がなる品種です。
果肉は締まっていて香りが良く、裂果の少ない完熟果は酸甘のバランスがとても良いです。
開花時期は4月中旬~5月上旬。
果実の大きさは特大粒(約20g)。
樹勢も強く、土壌適応性にも優れており、大株にしやすく育てやすい品種です。
3.ジャージー
豊産性で土壌適応性にも優れている育てやすい品種です。
ラビットアイ系品種に匹敵する強健さを持ちます。
ノーザンハイブッシュ系統の中では、特に乾燥にも耐え、暑さにも強いです。
開花時期は4月中旬~5月上旬。
果実の大きさは中粒(約15g)ですが、大粒が混じることもあります。
果実は酸甘バランスが程よくおいしい。加熱しても風味が優れているので加工用にもおすすめです。
4.レカ
果実はやや固めですが、豊産性でブドウのように房なりに実ります。
果実の日持ちも良く、味はやや酸味が強いですが濃厚でおいしい品種です。
開花時期は4月中旬~。
果実の大きさは中大粒(約17g)。
樹勢は極めて強く、土壌適応性に優れており、自然と樹形が整うので管理しやすく育てやすいです。
5.レガシー
甘みと酸味のバランスがよく、風味も非常に良い品種です。
開花時期は4月上旬~。
果実の大きさは中大粒(約18g)。
樹勢が強く収穫量も多いので、初めてでも育てやすいです。
土壌適応性は高く、過湿にも強い、寒冷地はもちろんのこと、暖地でも育てやすいことから、サザンハイブッシュ系に分類されることもあります。
最後に
九州では、なかなかお目にかかれないノーザンハイブッシュ系ブルーベリーのおすすめ品種を紹介させていただきました。
ラビットアイ系と違い、果実が大きい品種が多く、甘いだけでなく酸味もあるため、味にさらに深みがあるのが特徴です。
雪の積もる寒冷地での栽培に向いていることから、紅葉が非常にきれいであることもうれしいですね。
冬の寒さが厳しいところでは、ノーザンハイブッシュ系を育てて、おいしいブルーベリーを収穫しましょう。
それでは、良きグリーンライフを過ごしましょう。
おいしいハイブッシュ系を暖地でも楽しみたい方はこちらを参考に。
暖地向きのブルーベリーについてはコチラ。
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