【脱皮する植物】リトープスの育て方6つのポイント【水やりが重要】

冬型の多肉植物 多肉植物
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こんにちは。

たなーです。



いきなりですが脱皮する植物をご存じでしょうか?

植物なのに脱皮。。。?


どんな植物なのかというと、こんな子です。

リトープス

最近では、園芸店の多肉コーナーでも見られるようになったので、見たことがある方もいらっしゃると思います。また、『メセン』という名で流通していることが多いので、こちらの名前で知っている方のほうが多いかもしれません。

育てたことのない方にとっては、「脱皮するってどういうこと?」って、思いますよね。

その様子がこちら。

リトープス脱皮

真ん中から、にゅっと顔を出しているのがわかりますか?

これが「脱皮」なんです。



こうやって少しずつ大きくなっていくんですよ。ちなみに、このリトープスたちは、可愛い花を咲かせます。

リトープス花



とても可愛らしい花も咲かせることから、人気の植物なんですよ。


そこで、
今回はこのかわいいリトープスの育て方のご紹介をしたいと思います。
たなー
たなー

リトープスは独特なフォルムが人気の冬型多肉植物。エケベリアやサンスベリアのようなよく見かける多肉植物と冬型多肉植物の育て方はやや異なるので注意してくださいね。

リトープスの育て方:日当たりと置き場所

風通しがよく日当たりの良い場所で育てましょう。リトープスは、11月から4月の冬に成長する多肉植物です。

成長期の冬場は日光によく当ててあげることがポイント日当たり不足の場合、ひょろひょろっと長細く育ち、倒れる原因になります。

また、風通しが悪いと、病害虫の原因になるので注意が必要です。

リトープスの育て方:土

水はけの良い土を使いましょう。


市販の多肉植物の土が簡単でおすすめです。水はけの悪い土に植えると、根腐れしてしまうので注意してください。

リトープスの育て方:水やり

冬から春の生育期は表面の土が乾いたら、しっかり水やりをしましょう。リトープスの根は、鉢底に向かって真っすぐの伸びるので、必ず鉢底から水が流れるくらいに水やりをすることがポイントです。

3月~6月に脱皮が始まったら、水やりは控えてください。脱皮中に水をやってしまうと、脱皮中にさらに脱皮を行い(二重脱皮)、小さくなってしまうことがあります。

夏場は完全に断水し、涼しい半日陰で夏越しします。夏場は、完全断水中に、月に1度は、霧吹きで葉水(はみず)をしてあげると、涼しくなってくる秋からの生育が良いですよ。

霧吹きや葉水についてはこちらの記事を参考に。


秋になり、最低気温が約20℃と涼しくなってきてから、徐々に水やりをしましょう。

リトープスの育て方:植え替え

リトープスの植え替えの適期は、生育期の冬から春です



もし、シワが目立ち、水を与えても水を吸う様子もなく、しおれているような場合は、根腐れや株が痛んでいる可能性があります。鉢から抜いて根の状態を確認してみましょう。


傷んでいる根は外して、新しい土に植え替えて、発根剤でもある植物活力素『メネデール』を水に希釈して水やり代わりに与えることをお勧めします。



メネデールについては、こちらを参考に。

リトープスの育て方:夏越し

リトープスの育て方:夏越し

リトープスは夏、生育を止め休眠します。

この時期は完全断水するのでシワシワになり可哀そうに感じますが、水やりをやりすぎると逆に腐って枯れてしまうことがあるんです。

たなー
たなー

たなーは、夏場に水をやりすぎてしまい、腐らせた経験があるので注意しましょう。


高温多湿が苦手なため、夏(梅雨時期は特に)はなるべく風通しを良くしましょう。

真夏の直射日光は避け、半日陰の所に置いてください。



どうしても、場所がないときは、日よけに寒冷紗(かんれいしゃ)がおすすめです。

リトープスの育て方:冬越し

リトープスの育て方:冬越し
リトープス(巴里玉)

リトープスは比較的寒さには強いですが、5℃以下になるようであれば室内に取り込みましょう。


室内の場合、窓辺のような日当たりのよい場所で管理します。土の表面が乾いたら、しっかり水やりをしましょう。

冬場の室内の場合、暖房やサーキュレーターの風が直接当たらないようにしてください。直風が当たると急激な乾燥によって枯れる恐れがあるためです。

まとめ

リトープスは脱皮する植物。
リトープスの生育期は冬から春で、寒さに強いが5℃以下になるときは室内に。
リトープスの水やりはとても大事。生育期の冬は水やりをたっぷり、休眠期の夏は月に1回の葉水をしてあげましょう。
多湿を嫌うので、水はけのよい土で風通しの良い場所で育てることが大事です。

最後に

いかがでしょうか。

脱皮する植物『リトープス』の育て方についてお話しさせていただきました。



たなーも、リトープスは3年ほど育ててますが、年々大きくなり立派な花を咲かせてくれます。リトープスは、原産地の南アフリカ南部では、そのほとんどが土の中にもぐっており、天窓(模様のある部分)から、光を吸収して生育しているんですよ。

そのため、光に照らすとこの天窓部分は透けて見えます。面白いですよね。脱皮もするし、可愛い花も咲くし、透ける天窓も持つ不思議なリトープスを育ててみませんか?

リトープスと同じ冬型多肉植物の種類である碧魚連やレマーニー、ダドレア・グリーニーについて気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:【多肉植物】碧魚連とは?その育て方【水やりから夏越し、冬越しまで】

関連記事:レーマニーの育て方|増やし方やしわしわになる理由も解説

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