こんにちは。
たなーです。
いきなりですが
脱皮する植物をご存じでしょうか?

植物なのに脱皮。。。?
どんな植物なのかというと、こんな子です。

最近では、園芸店の多肉コーナーでも見られるようになったので、見たことがある方もいらっしゃると思います。
また、『メセン』という名で流通していることが多いので、こちらの名前で知っている方のほうが多いかもしれません。
育てたことのない方にとっては、脱皮するってどういうこと?って、思いますよね。
その様子がこちら。

真ん中から、にゅっと顔を出しているのがわかりますか?
これが「脱皮」なんです。
こうやって少しずつ大きくなっていくんですよ。
ちなみに、このリトープスたちは、可愛い花を咲かせます。

とても可愛らしい花も咲かせることから、人気の植物なんですよ。
そこで、
この記事を読むことで以下のことがわかります
それでは、お話ししていきますね。
1.日当たり・置き場所

風通しがよく日当たりの良い場所で育てましょう。
リトープスは、11月から4月の冬に成長する多肉植物です。
成長期の冬場は日光によく当ててあげることがポイント。
日当たり不足の場合、ひょろひょろっと長細く育ち、倒れる原因になります。
また、風通しが悪いと、病害虫の原因になるので注意が必要です。
2.土

水はけの良い土を使いましょう。
市販の多肉植物の土が簡単でおすすめです。
ところで、リトープスの水やりで、失敗している方はいませんか?
3.水やり

冬から春の生育期は表面の土が乾いたら、しっかり水やりをしましょう。
リトープスの根は、鉢底に向かって真っすぐの伸びるので、必ず鉢底から水が流れるくらいに水やりをすることがポイントです。
3月~6月に脱皮が始まったら、水やりは控えてください。
脱皮中に水をやってしまうと、脱皮中にさらに脱皮を行い(二重脱皮)、小さくなってしまうことがあります。
夏場は完全に断水し、涼しい半日陰で夏越しします。
夏場は、完全断水中に、月に1度は、霧吹きで葉水(はみず)をしてあげると、涼しくなってくる秋からの生育が良いですよ。
葉水についてはこちらの記事を参考に。
秋になり、最低気温が約20℃と涼しくなってきてから、徐々に水やりをしましょう。
リトープスを育てるにあたって、水やりが非常に重要なポイントになることがわかったところで、
植え替えについてお話ししますね。
4.植え替え

リトープスの植え替えの適期は、生育期の冬から春にかけて。
最低気温が約20℃になり始めたら、植え替えも大丈夫ですよ。
もし、シワが目立ち、水を与えても水を吸う様子もなく、しおれているような場合は、根腐れや株が痛んでいる可能性があります。
鉢から抜いて根の状態を確認してみましょう。
傷んでいる根は外して、新しい土に植え替えて、発根剤でもある植物活力素『メネデール』を水に希釈して水やり代わりに与えることをお勧めします。
メネデールについては、こちらを参考に。
生育期に植え替えをしたら、次は気になる夏越しですね。
夏越しについてお話しします。
5.夏越し

リトープスは夏、生育を止め休眠します。
この時期は完全断水するのでシワシワになり可哀そうに感じますが、水やりをやりすぎると逆に腐って枯れてしまうことがあるんです。

たなーは、夏場に水をやりすぎてしまい、腐らせた経験があるので注意しましょう。
高温多湿が苦手なため、夏(梅雨時期は特に)はなるべく風通しを良くしましょう。
真夏の直射日光は避け、半日陰の所に置いてください。
どうしても、場所がないときは、日よけに寒冷紗(かんれいしゃ)がおすすめです。
6.冬越し

リトープスは比較的寒さには強いですが、5℃以下になるようであれば室内に取り込みましょう。
室内の場合、窓辺のような日当たりのよい場所で管理します。
土の表面が乾いたら、しっかり水やりをしましょう。
冬場の室内の場合、暖房などの風が直接当たらないようにしてくださいね。
まとめ

最後に

いかがでしょうか。
脱皮する植物『リトープス』の育て方についてお話しさせていただきました。
たなーも、リトープスは3年ほど育ててますが、年々大きくなり立派な花を咲かせてくれます。
リトープスは、原産地の南アフリカ南部では、そのほとんどが土の中にもぐっており、天窓(模様のある部分)から、光を吸収して生育しているんですよ。
そのため、光に照らすとこの天窓部分は透けて見えます。
面白いですよね。
脱皮もするし、可愛い花も咲くし、透ける天窓も持つ不思議なリトープスを育ててみませんか?
それでは、脱皮する植物『リトープス』を育てて、良きグリーンライフを過ごしましょう。
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