こんにちは。
たなーです。
お部屋の中でも、植物を楽しみたい。
でも、大きな観葉植物を置くスペースはない。
そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、インドアプランツのテラリウム。
ガラスなどの容器の中に植物を植えつけることで、独自のおしゃれな世界観を楽しめることで人気があります。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
それでは、早速紹介していきましょう。
テラリウムにおすすめ植物1:ハティオラ

有茎タイプの植物は地際が光不足になりやすく、テラリウム内で下葉が枯れることがあります。
しかし、ハティオラやリプサリスのような有茎タイプの植物であれば光を遮らないため、綺麗に育てることができておすすめです。
また、密閉ボトルでも育てられるほどの耐湿性もあります。
テラリウムでは、手前よりも基本は奥に植えてあげるとバランスが良いでしょう。
挿し木で増えるので、好みの大きさに切って小型植物として活躍します。

ハティオラは一見リプサリスにそっくりですが、ハティオラ属はリプサリス属と別にあります。ハティオラ属の花は黄色、リプサリス属の花は白色。ただし、どちらも葦サボテンや森林サボテンとして木や岩肌に着生するので、まとめてリプサリスとして販売されていることが非常に多い植物です。
テラリウムにおすすめ植物2:フィットニア
光量が少なくても鮮やかな葉色を維持する貴重な植物。
観葉植物としても人気のため、比較的多くの園芸店やショッピングモールの雑貨屋さん、ガーデンコーナーなどで見ることができます。
新品種も続々と登場しており、葉色や葉の形に特徴的なものも。
生長と共に、赤や白の範囲が変わるため、花のような魅力もあるのが特徴です。
コンパクトに収まるので、テラリウムでは手前から中央付近に植えるとバランスが良いでしょう。
暑さには強いですが、15℃以下の低温に弱いため冬の置き場に注意が必要です。

観葉植物のギフトなどでも一緒に寄せ植えされていことの多いフィットニア。赤色の「タイガー」も人気の種類です。
テラリウムにおすすめ植物3:クリプタンサス

小型ブロメリアの仲間であるクリプタンサス。
ブロメリアの多くは葉に水を溜めておかないと調子を崩しやすいですが、このクリプタンサスはその必要がありません。
通常の植物同様に育てることが可能です。
低光量にも耐えることができ、大きくなりすぎないことからテラリウムに使いやすい特徴があります。
光が弱すぎると、赤系の品種は色が薄くなり緑っぽくなる性質を逆手に、光量のバロメーターにおすすめ。
テラリウムでは、手前から中央に植えると良いでしょう。
苔テラリウムやそのほかテラリウムでも活躍します。

エキゾチックな雰囲気を持つクリプタンサスは、個性的なテラリウム作りにおすすめの植物です。種類も非常に多いので、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
テラリウムにおすすめ植物4:フィカス・グナー
別名、コケモモイタビ。
つる性ガジュマルとしても販売されますが、観葉植物として人気のフィカス・シャングリラとは違います。
つる性の植物は、テラリウムの隙間を埋めたり壁に這わせたりと様々な使い方ができる人気の種類です。
特に、このフィカス・グナー(コケモモイタビ)は、刈り込むと盆栽のような仕立ても可能。
樹形を作りこみながらテラリウムを楽しむことができます。
苔テラリウムだけでなく、ビバリウムやパルダリウムにもおすすめ。

テラリウムの壁面の土壁に、つる性植物が這っているのは憧れますよね。
つる性ガジュマル:フィカス・シャングリラがに気になる方はこちら。
テラリウムにおすすめ植物5:フィカス・プミラ
ハイドロカルチャーなどにも人気のフィカス・プミラ。
テラリウムでは、特にフィカス・プミラ‘ミニマ’が使いやすいように思います。
※上記リンクではプチラと表記されていますが、ミニマの別名とのことでした。
大型テラリウムのレイアウトでは、壁面を一面覆うなどの使い方も可能です。
小型レイアウトでも壁面を覆うと素敵ですが遠近感が崩れやすいので、細かく切り分けて樹木のように使うのがおすすめ。
森林のような世界観をイメージして使ってみてはいかがでしょうか。

フィカス・プミラは観葉植物、壁面緑化などにも使用されており人気の小型植物。様々な種類があるので、ぜひお気に入りを見つけてください。
テラリウムにおすすめ植物6:ブレクナム‘シルバーレディ’
ブレクナムは大型のシダ植物です。
しかし、小さいうちから定期的な剪定を繰り返し行うことで、小型サイズを維持することができます。
そのため、今回のおすすめ小型植物に数えさせていただきました。
シダ植物はテラリウムの定番の植物と言えます。
ブレクナム‘シルバーレディ’は浅い切れ込みの入った葉に特徴があるため、テラリウムの手前に植えると遠近感のバランスを整えてくれるでしょう。
サイズ別であれば、背景に使用しても素敵ですね。
水が浸る環境でも育つので、水辺の演出にもおすすめ。
苔テラリウムや水辺のパルダリウムにも活躍します。

大きく育てたブレクナム‘シルバーレディ’も非常に魅力的ですが、小苗の時の姿もぜひ見てみてください。透明感のある新芽に惚れ惚れします。
ブレクナム‘シルバーレディ’の育て方はこちら。
テラリウムにおすすめ植物7:ダバリア・フィジーエンシス
ブレクナム同様にシダ植物であるダバリア。
葉が細く切れ込むフィジーエンシスは、テラリウムの背景に溶け込みやすく人気の小型植物です。
テラリウムの奥に植えることで、全体の雰囲気を優しくしてくれるでしょう。
細かい切れ込み葉は、水滴が付くとキラキラと光り美しい情景を作ります。
ビバリウムや苔テラリウム、パルダリウムにおすすめ。
シダ植物なので、湿度がある環境を好みます。

ダバリア・フィジーエンシスはトキワシノブの仲間。トキワシノブも同じダバリア属です。しかし、トキワシノブほどの和風感はありません。ぜひ、おしゃれに楽しんでみましょう。
まとめ
最後に
いかがでしょうか。
テラリウムにおすすめの小型植物を紹介させていただきました。
たなーはパルダリウムとして、苔と一緒に植物を楽しんでいます。
パルダリウム。
— たなー|植物ブロガー&ライター (@tana_3930) October 19, 2022
夏でボロボロになってた苔達が、動き始めてる🌱🌱🌱 pic.twitter.com/lJyPO1Fj1Y
お世辞も美しいとは言えない状態かもしれませんが、それぞれが育つ姿を楽しんでいます。
テラリウムには様々な楽しみ方が可能です。
100均一のガラス容器でも簡単に楽しめます。
密閉できるのであれば、クローズド苔テラリウムも簡単です。
ぜひ挑戦してみてくださいね。
もし、明るさが確保できない場合は、
テラリウムなどの室内栽培に適したLEDライトを使うと便利です。
挑戦しているけど光が足らなくてうまく育たない場合は、使ってみてくださいね。
それでは、テラリウムでおすすめ植物を育てて良きグリーンライフを過ごしましょう。
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