ラナンキュラスの花終わり後の作業|球根の夏越しや植え方について

花
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こんにちは。

たなーです。

女性人気のお花に、ラナンキュラスがありますね。

というお話をして、

たなーが、ラナンキュラス ラックスのお話をさせていただいたことがありました。

ラナンキュラス ラックスのお話はこちら。

ラックスも美しいんだけど、、、

私は、花びらが和紙のように薄く何重にも重なって、ころんとした花びらの子を育てたいのよね。

 

やはり、花びらがたくさんあって、丸くころんとしたラナンキュラスには、王道の可愛さがあると感じる方も多いでしょう。

しかしながら、

この子たちのタイプで、だれでも植えっぱなしOKで育つ品種は、たなーは今のところ見たことがありません。

来年も楽しむためには、ラナンキュラスは花終わりの夏越し作業である球根を掘り上げて保存することが非常に重要です。

そこで、

今回は、ラナンキュラスの夏越し作業方法についてお話しします。
 

この記事を読むことで以下のことがわかります。

夏越し作業|ラナンキュラスの花終わり後の作業
ラナンキュラスの球根の保存方法
保存しておいたラナンキュラスの植え付け方法

夏越し作業|ラナンキュラスの花終わり後

ラナンキュラス

ラナンキュラスは、球根植物です。そのため、花が終わった後は翌年の開花のために、球根に栄養を蓄える準備をします。

しかし咲き終わった花をつけたままにしていると、種を付けようと栄養が偏って球根に栄養が溜まらず、球根が大きくなりにくいです。

安全に夏越しさせるためには、咲き終わった花は摘み取っておきましょう。

花終わり後、球根にどれだけ栄養を蓄えさせるかが翌年の開花のカギになります。

ラナンキュラス以外の球根にも言えますが、花終わり後には根や球根を育てる栄養素であるカリ(K)をしっかり与えることがポイント。

微粉ハイポネックスは、N(チッソ)‐P(リン)‐K(カリ)=6.5‐6‐19の比率で配合されており、水に溶かして与えるタイプの肥料です。

即効性があり、花終わり後に葉が枯れるまでの期間が短い球根にも効率よくカリを与えることができ、よく球根が太ってくれます。

すべての葉が黄色く枯れてくるまで、土が乾いたら、微粉ハイポネックスを水に溶かして水やりの代わりに与えてください。
ただし、ラナンキュラスの球根は常に土が湿っている状態は苦手です。土が乾いてから薄めた肥料を与えることがポイント。
来年にも花を咲かせるためにも、球根はしっかり太らせてあげてください。

ラナンキュラスの球根の保存方法

保存

葉や茎が黄色くなり、すべて枯れたら、土から球根が折れないようにゆっくり取り出しましょう。

黄色くなった葉や茎は、すべて取り除きます。土を丁寧に水で洗い流してあげたら、ベンレート水和剤を水に溶かして3分ほど漬け込むと安心です。

ベンレート水和剤は球根の消毒によく使用され、予防と治療の効果があります。広範囲のかび性の病気に効果があるので、球根植物を育てる方におすすめの殺菌剤です。
ラナンキュラスの球根を漬け込んで取り出した後は、日当たりの良い場所で3日ほど天日干ししてください。
球根から水分が抜けてカラカラになるくらいがちょうどよいです。
注意点は、天気がよく風通しがある場所で乾かすこと。雨が続いていたり風通しが悪かったりすると、球根が乾燥しません。
乾燥が不十分のまま保存すると、殺菌していてもカビが発生する可能性があります。
 
しっかりラナンキュラスの球根を乾かしたら、網などに入れて風通しの良いところに吊るしてください。もし吊るすところがなかったり、見た目が気になったりするのであれば、密封できるガラス容器にシリカゲルや珪藻土などの乾燥材を一緒に入れて保管がおすすめ
気温が高くならない場所に置いておくといいでしょう。低温保管であれば、冷蔵庫だと保管しやすいです。
シリカゲルや珪藻土などの乾燥材は100円均一でも簡単に手に入りますので、ぜひ探してみてください。

植え方|ラナンキュラスの花終わり球根の保存後の球根

植え方

ラナンキュラスの球根は10月~11月に植えます。ただし気温が高い時に植え付けると、球根が腐りやすいです。

最高気温が20℃以下になる11月頃に、球根を取り出し植え付けを行うとよいでしょう。植え付け前のラナンキュラスの球根は、カラカラに乾燥しています。

植え付け前に濡らしたティッシュやペーパータオルなどで包み、冷蔵庫に一晩入れて、ゆっくり吸水させてあげることが大事です。カラカラの状態のラナンキュラスの球根を土に植えて水をたっぷり与えると、吸水しすぎて球根が割れて腐る可能性があります。

せっかく球根を植えたのに、土の中で腐ってダメになったら悲しいですよね。そのため、事前に球根に水分を含ませて、ぷっくりした状態で植えてあげてください。

ラナンキュラスの球根は突起を下にして植える

ラナンキュラスの球根を、初めて見られる方は「こんな形の球根なんだ」と驚くかもしれません。球根は突起がたくさんあるほうを下にして、植えてください。

深さは2~3㎝、間隔は7~8㎝ほどが目安です。

ラナンキュラスの球根は特徴的な形をしているので、球根の上下はわかりやすいと思います。しかし、一部の球根植物は上下がわかりにくいものも。

そんな時は、裏ワザとして球根を横に寝かせるのもアリです。横に寝かせて植えておくと、根は下に伸びて、新芽は地表に上がってきます。逆さまに植えるよりも、球根に負担がなく発芽率もよくなるので、困ったときは横向きに植えてみてください。

ラナンキュラス球根の地植え|鉢で育ててからがおすすめ

地植えする場合は、一度鉢植えで芽が出てから植えてください。いきなり地植えすると、球根が腐りやすいためです。

鉢植えと違い、土が乾きにくいので、根が十分に伸びていない状態の球根だと地面が湿ったままに。さらに、雨が降るとより乾きにくくなります。

一度、鉢やポットで芽出しして根が十分に伸びたタイミングで地植えすると根付きやすいです。

もしラナンキュラスの発芽がうまくいかない場合は、発根剤であるメネデールを使ってみるとよいでしょう。カラカラの球根に吸水させるときに、メネデールと薄めておくのもおすすめです。

最後に

最後に

ラナンキュラス球根の夏越しと植え付けまでをお話しさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

ラナンキュラスは、可愛らしい花が人気のお花ですが、植えっぱなしでの夏越しが難しく、翌年に花を咲かせられない方も多いと思います。

ラックスは植えっぱなしで大丈夫ですが、他の品種で気に入っているラナンキュラスは花終わり後に掘り上げて保存して、翌年も綺麗に咲かせることに挑戦してみてください。

ひと手間加えて育てたラナンキュラスを夏越しさせれば自信になります。また翌年も咲かせたお花は、きっと昨年よりも可愛く感じるでしょう。

それでは、可愛いラナンキュラスの球根を掘り上げ保存して夏越しさせてみてください。

コメント

  1. まーちゃん より:

    ラナンキュラスってステキだよねー♡八重咲きなっている花,大好き!
    やっぱりステキな花こそ難しいねー笑
    育てたことないけどチャレンジしてみようかな…
    分かりやすく書いてあって良いです🎵いつも参考にさせて頂いています(o^^o)

    • tana tana より:

      まーちゃんさん、いつもコメントありがとうございます。
      ラナンキュラスってかわいいよね!
      ぜひぜひ、チャレンジしてみてください(*^-^*)
      参考にしていただいてありがとうございます!

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