こんにちは。
たなーです。
葉色のコントラストが美しい観葉植物であるストロマンテ・トリオスター。
濃緑色に白い斑入り葉、そして葉裏のビビットな赤色が、ワンランク上のおしゃれさを表現するインテリアプランツとして人気です。
かっこいい観葉植物「ストロマンテ・トリオスター」ですが、初めて育てる方はどう育ててよいのかわからずに困っていませんか。
この記事を読むと以下のことがわかります。
それぞれ見ていきましょう。
ストロマンテ・トリオスターの特徴

植物名 | ストロマンテ・トリオスター |
学名 | Stromanthe sanguine‘Multicolor’ |
英名 | stromanthe |
科目/属性 | クズウコン科ストロマンテ属 |
原産地 | 南アメリカ・ブラジル |
ストロマンテ・トリオスターは、グリーン・クリーム・レッドのコントラストが美しい植物です。
インテリアグリーンとしておしゃれで人気があります。
見る角度によって、葉裏の赤色が見え隠れして、どの角度でも楽しめるため、おしゃれ好きな方にはたまらないでしょう。
さらに、夜になると葉が立ち上がり閉じる「睡眠運動」を行う性質があります。
昼と夜とで印象が全く異なるので、眺めるのが楽しくなると思います。
耐陰性に優れるため、初心者もお部屋の中で育てやすいです。
ただし、あまりに暗い場所では、ストロマンテ・トリオスターの最大の特徴である葉色のコントラストが弱くなる場合もあるので注意してください。
基本的には、レースカーテン越しの光が挿し込む明るい場所で管理しましょう。

ストロマンテ・トリオスターの睡眠運動は、同じクズウコン科でもあるカラテアでも見られる性質です。睡眠運動は、「休眠運動」「就眠運動」とも呼ばれることがあります。いずれも同じ反応を指しています。なぜ葉が立ち上がって閉じるのかは、正確にはわかっていないようですが、一説には昼夜の明暗に反応して、葉の蒸散量を少なくして乾燥するのを防いでいると考えられているとのこと。植物って不思議で面白いですよね。
ストロマンテ・トリオスターの花言葉
ストロマンテ・トリオスターの花言葉は、「あたたかい心」「強い気持ち」。
花言葉「あたたかい心」「強い気持ち」は、ストロマンテ・トリオスターの美しい斑入り葉の裏側が情熱的な赤色をしていることから名付けられているとされています。
葉色のコントラストがはっきりしていて、見る角度によって赤の差し色がインテリアとしての魅力を引き立てるため、おしゃれなプレゼントにおすすめです。
開店祝いや新築祝いなどのプレゼントにぴったり。
花言葉もポジティブなので、きっと喜ばれるでしょう。
プレゼントする際は、ぜひ花言葉も伝えて渡してあげてください。
ストロマンテ・トリオスターの風水
ストロマンテ・トリオスターには、「恋愛運」「出会い運」を高める風水効果があるとされています。
また、葉先が尖っているため、邪気払いにも効果的です。
風水では、花先が尖った観葉植物は悪い気を払うと考えられています。
美しい赤色は、私たちに活気を与えて、恋愛に発展するような出会いをもたらしてくれるかもしれません。
運気の入り口である玄関や窓際に置けば、悪い気を払って、よい恋愛運や出会い運が高まり、良縁を引き寄せてくれるでしょう。
家族や恋人がいる方は、今まで以上に深い関係性になれるかもしれませんよ。

ちょっと、たなーもストロマンテ・トリオスター飾ろうかと思ってます(笑)
ストロマンテ・トリオスターの育て方
日当たり | 明るい室内 |
温度 | 最低10℃以上 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土が乾いたら 秋冬:土が乾いて、2~3日後 |
肥料 | 緩効性肥料・液肥 |
剪定時期 | 5~10月 |
置き場所と日当たり
ストロマンテ・トリオスターは日当たりと風通しのよい場所を好みます。
ただし、直射日光や西日の強すぎる日差しは葉焼けの原因になるので注意が必要です。
木漏れ日程度の明るすぎない環境を好みます。
直射日光が当たる場合は、レースカーテン越しの柔らかい光を当ててください。
ストロマンテ・トリオスターは耐陰性があるので、明るい室内であれば問題なく育ちます。
とはいえ、日差しも入らない暗すぎる場所では間延びして形が崩れたり、葉色が悪くなったりするので注意しましょう。
温度
ストロマンテ・トリオスターは寒さに弱い植物です。最低10℃以上はキープして育てください。
10℃以下の環境が続くと、葉色や艶が悪くなります。
次第に枯れていくので、暖かい室内で管理してください。
冬の窓際は、屋外の気温と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離れた明るい場所に置くと管理がしやすいです。
暖房の風が直接当たると、急激な乾燥によって枯れる原因になります。
暖房の風が当たらない明るい場所で、育てることがポイントです。
水やりの頻度
生育期の4~10月は土が乾いたら、鉢の底から水が流れるくらいに水やりします。
ただし、土が常に湿っているほど水やりしたり受け皿に水を溜めたりすると根腐れして枯れる原因に。
冬は、ストロマンテ・トリオスターの生育は緩慢になるので、土の乾き具合を確認しながら土が乾いたら2~3日後に水やりするくらいがポイント。
冬の水やりは、気温が高い時間帯や室内が暖房で温まった時間帯にやりましょう。
気温が低い時間帯に水やりすると、かえって悪影響を及ぼします。
水やりと一緒に葉水も与えると、元気のよい葉を維持できるので、乾燥する時期は特に葉水を与えてください。
冬に葉水を与える場合は、水やりと同じく室温が十分に暖かい時間帯に与えます。


水やりのタイミングがよくわからない方は、タナーのブログ内で何度も紹介している「サスティー」がおすすめ。パッと一目で乾燥具合がわかります。
肥料
ストロマンテ・トリオスターの生育期4~10月に、月に2度置き肥するか、2週間に1度水やり代わりに液肥を薄めて与えてください。
冬は生育が緩慢になるので、肥料は与えません。置いている置き肥も取り除きましょう。
与える肥料によって、量や期間が異なることがあるので、肥料のパッケージの与え方の記載は守ってくださいね。
肥料の与えすぎは、根焼けして枯れる恐れがあります。


さまざまな肥料がありますが、虫の発生を避けたい方は化成肥料がおすすめ。置き肥のボタナイスは多肉植物にもOK。トップクオリティは、葉面散布にも対応して緑鮮やかになります。
剪定
ストロマンテ・トリオスターの剪定時期は5~10月です。
傷んだり茂り過ぎたり、黄色くなったりした枝葉を剪定します。
ストロマンテ・トリオスターは生育期にたくさんの葉を出し、外側の古い葉は、どんどん黄色く枯れていきます。
そのままにしておくと見た目が悪いだけでなく、風通しが悪くなり病害虫発生につながるので注意してください。

ストロマンテ・トリオスターが枯れる原因と対処法
ストロマンテ・トリオスターが枯れる原因は以下の3つが考えられます。
- 寒さ
- 水のやりすぎ(やらなすぎ)
- 日当たり不足
それぞれ見ていきましょう。
ストロマンテ・トリオスターが「枯れる」を防ぐ育て方:寒さ
ストロマンテ・トリオスターは寒さに弱い植物です。
冬でも最低10℃以上はキープして育てることがポイント。
窓から離れた明るい場所で、暖房の風が直接当たらないようにしてください。
暖房の風が当たり続けると、急激に乾燥して枯れる恐れがあるためです。
水やりや葉水は、気温がしっかり上がったタイミングで行います。
暖房を消した後や夜に水やりをすると、湿った土や植物が一気に冷え込んで傷むので気を付けましょう。
植物は冬に乾燥気味に育てると植物体内の水分含量が減り、耐寒性が強くなる傾向があります。
ストロマンテ・トリオスターも同様なので、冬は葉水を行いながら乾燥気味に育てることが重要です。
ストロマンテ・トリオスターが「枯れる」を防ぐ育て方:水のやりすぎ(やらなすぎ)
ストロマンテ・トリオスターは、土が常に湿っていたり水やり後に受け皿に水が溜まっていたりする状態が苦手です。
常に土が湿っている場合は、根腐れする可能性があるので注意してください。
水やりは鉢底から流れるくらいしっかり行いますが、受け皿に溜まった水はこまめに捨てることが重要です。
受け皿に溜まった水を捨てるのが面倒だからと言って、中途半端な水やりを行うと、新鮮な酸素や水が根に行き渡らない可能性が高いです。
結果的に、水をやっているのに「なぜか枯れた」となるので注意しましょう。
土の乾燥具合をチェックしながら水やりしてください。
バークチップやクルミなどでマルチングしていると、つい土の乾燥具合のチェックを怠ることもあるでしょう。
その場合は、先ほど紹介した「サスティー」を活用すると便利です。


マルチングしてると、土の乾燥具合を確認するの面倒に思っちゃいますよね。たなーも面倒です(笑)。少しでも面倒を感じて枯らしてしまうぐらいなら、「サスティー」を使って育てるとよいかもしれません。
ストロマンテ・トリオスターが「枯れる」を防ぐ育て方:日当たり不足
ストロマンテ・トリオスターは耐陰性がある植物です。
明るい室内であれば元気に育ちますが、日差しが全く入らず蛍光灯の明るさもない場所では育ちません。
日差しの入る窓際で管理してください。
ただし、暗い場所から急に直射日光に当たる場所に移動すると葉焼けしてしまうので、レースカーテンで和らげた光に当てると元気になるでしょう。
葉が黄色くなって落ちたり、徒長して間延びしたりしたら、切り戻して明るい場所に置いておくと新芽が発生して葉が茂ってきます。
ストロマンテ・トリオスターは暗い場所では、次第に葉のコントラストが薄くなり、見栄えも悪くなりやすいので、注意してください。
美しいストロマンテ・トリオスターを維持するためにも、日差しの入る明るい場所で育てましょう。
ストロマンテ・トリオスター初心者からよくある質問
ここでは、ストロマンテ・トリオスターを初めて育てる方からよくある質問にお答えします。
- ストロマンテ・トリオスターの葉がまるまるのはどうして?
- ストロマンテ・トリオスターに毒性はある?
- ストロマンテ・トリオスターの葉が垂れる原因は?
それぞれ見ていきましょう。
ストロマンテ・トリオスターの葉がまるまるのはどうして?
ストロマンテ・トリオスターは、夜に葉が立ち上がってまるまる「睡眠運動」を行います。
そのため、夜になると葉が丸まります。
特に問題があって丸くなるわけではないので心配しないでください。
睡眠運動の原因は詳しくは解明されていませんが、蒸散を抑制して乾燥を防止していると言われています。
しかし、夜ではなく明るい昼に葉がまるまるのであれば、土や空気が極度に乾燥している可能性があります。
土の状態を確認して、乾燥しているのであれば水やりしましょう。
土が湿っているのであれば、根腐れも考えられるので、植え替えを行うとよいかもしれません。
ストロマンテ・トリオスターに毒性はある?
ストロマンテ・トリオスターに毒性はないので、安心してください。
犬や猫などのペット、小さな子供がいる場所に飾ることができます。
しかし、毒がないとはいえ、食用でない葉や茎、根を口にするのは危険です。
口にすることがないように注意しておくとよいでしょう。
ストロマンテ・トリオスターの葉が垂れる原因は?
ストロマンテ・トリオスターの葉が垂れる原因は、「日当たり不足」「水のやりすぎ(やらなすぎ)」です。
育てている場所がストロマンテ・トリオスターにとって暗い可能性があります。
暗すぎる環境では葉や茎が伸びすぎて、枝垂れるように形が崩れるためです。
明るい窓際に移動させましょう。
ただし、暗い場所から急に日差しの入る窓際に置くと葉焼けする可能性があります。
レースカーテン越しの柔らかい日差しに当ててください。
もし、ストロマンテ・トリオスターが間延びしすぎて見栄えが悪い場合は、剪定しておくときれいな新芽を出して元に戻ります。
また、水をやりすぎると根腐れして、水や栄養を吸収できずに葉が垂れるように枯れるので注意してください。
また、水のやらなすぎも根を傷める原因になるので、気を付けましょう。
観葉植物の購入は通販もアリ
ここでは、たなーがおすすめするおしゃれな観葉植物の通販サイトを紹介します。
通販では、観葉植物を実際に見て購入できるわけではないので、不安があると思います。
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それでは、早速ご紹介します。
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まとめ
最後に
いかがでしょうか。
ストロマンテ・トリオスターが「枯れる」を解決するための育て方紹介でした。
ストロマンテ・トリオスターはユニークな睡眠運動とおしゃれな葉姿が特徴的なので、ご自宅用だけでなくプレゼントにもおすすめです。
ぜひ素敵な花言葉や風水も併せてお祝いに贈ってみてはいかがでしょうか。
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