【玉ねぎが大きくならない】2月~4月の栽培作業6つのポイント

玉ねぎ 野菜
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こんにちは。

たなーです。

冬の寒さも緩み始めて、園芸シーズンの準備に忙しくなっていますね。

いきなりですが、玉ねぎを育てたことがある方は、玉ねぎが大きくならない経験はありませんか?

私はあります。プランターで玉ねぎを栽培していたのですが、肝心の玉ねぎが大きくなりませんでした。

栽培期間が長いだけあって、大きくならないのは悔しいですよね。

今回は

冬の寒さが緩み、気温が上がり始める2~4に玉ねぎを大きくするための玉ねぎ栽培の作業についてお話ししたいと思います。

玉ねぎ栽培の6つのポイント

玉ねぎ栽培の6つのポイント

玉ねぎを大きく育てるための6つのポイントは、以下の通りです。

  1. 追肥をする
  2. カルシウムを与える
  3. 土寄せをする
  4. 水は控えめに
  5. 間引きする
  6. とうが立ったら切る

それぞれ詳しく解説します。

追肥をする

追肥をする

中生(なかて)品種、晩生(おくて)品種にとって2月~3月は、追肥の時期になります。

この時期に肥料を追加で与えることによって、玉ねぎが大きくなります。逆に言えば、この時期に追肥をしないと、あまり大きくなりません。

与える肥料は化成肥料や有機肥料どちらでも構いませんが、即効性の肥料をお勧めします。

早生(わせ)品種は2月下旬~3月下旬が収穫時期なので、早生品種を育てている場合は、この時期は肥料を与えません。

4月以降は気温が高くなります。4月からは肥料は一切やらないでください。玉ねぎが腐る可能性が高くなりますので注意してください。

カルシウムを与える

カルシウムを与える

気温が上がっていく4月以降は玉ねぎが肥大していく時期ですが、腐りやすい時期でもあります。そのため、4月以降はカルシウムを与えると効果的です。

玉ねぎの太る部分は鱗茎(りんけい)と呼ばれ、みずみずしい細胞が増えていきます。カルシウムは植物の細胞強化に重要な成分です。

人間の骨の強化と同じように考えてもらうとわかりやすいかもしれません。そのため、玉ねぎが肥大する時期でもあり腐りやすい時期でもあるタイミングで、カルシウムを与えてあげることで腐りにくくなります。

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↑こちらは貝類、魚類、海藻類等が化石化した純天然物を粉状態にしたものです。

天然カルシウムが主成分で、天然腐植酸リン酸・カリ・マグネシウムケイ酸鉄・マンガン・ホウ素・モリブデン等のミネラルがバランスよく含まれている有機土壌改良剤として使用できるのでたなーおすすめです。

土寄せをする

土寄せをする

玉ねぎが太ってくると、私たちがよく目にする玉ねぎ部分が土の上に見えてきます。そのタイミングで周囲の土を寄せて被せてあげましょう。土を寄せて被せることを土寄席と言います。

土をかぶせないと、土から出ている部分が太陽光に当たります。太陽光に当たると、細胞内で葉緑素を作り始めるので、過食部分が少なくなりやすいです。

大きな玉ねぎをただてるためにも、土から玉ねぎがでてきたら土を被せてください。

水は控えめに与える

水は控えめに与える

2月~3月に限ったことではありませんが、玉ねぎ栽培において水やりは重要なポイントです。

水を与えすぎて土が常に濡れている状態だと、根が発達しません。玉ねぎの根は浅いので、しっかり伸びることができないと肥料分の吸収が少なくなり、太りにくくなります。

もちろん土が常に濡れているということは玉ねぎが腐りやすい状態です。土はしっかり乾燥してから水やりをしましょう。

水やり加減がわからない場合は、パッと一目で水やりタイミングがわかるサスティーがおすすめです。プランターで玉ねぎを育てる方はぜひ使ってみてください。

地植えの場合は、水やりは基本必要としません。

間引きする

間引きする

玉ねぎを密植している場合だけですが、玉ねぎの苗が近すぎると、お互いに大きくなりません。少し膨らみ始めたらベビーオニオンとして間引き収穫をするとよいでしょう。

玉ねぎ苗の間隔は10~15にすると、その後は順調に太って大きくなります。

とう立ちは切る

とう立ち

とう立ちとは、花芽が出てくる状態のことです。いわゆるネギ坊主と呼ばれる状態のことを指します。とう立ちを確認したら、すぐに剪定ハサミや花鋏などで切ってください。

とう立ちさせたままだと、玉ねぎの栄養分が花芽に移動してしまいます。玉ねぎの根元に栄養が溜まらず大きくなりません。

さらに玉ねぎは固くなり食べにくくなります。

玉ねぎの花芽部分はてんぷらにして食べることができるので、花芽が出てきた場合は早めに切り落とし美味しくいただきましょう。

玉ねぎのとう立ちが起きる原因

とう立ちが起きる原因は、2つあります。

  1. 冬になる前に大きくなりすぎ
  2. 土の中の窒素分が極端に少ない

冬になる前に大きくなりすぎるのは、植え付け時期が早かったり肥料を与えすぎたりしているかもしれません。また、2月~3月に適切に肥料を与えることはもちろん、もともとの土の肥料分や状態を整えておくとこともとう立ちを防ぐポイントです。

最後に

最後に

いかがでしょうか。

玉ねぎは栽培期間が長いだけあって、その分収穫した際の喜びは大きいですが、うまく育たたなかった時は残念な気持ちになります。

大きくならない原因は、種まきや苗の太さ、植え付け時期も関係しますが、今回は冬の寒さが緩み始める2月からの作業に絞ってご紹介させていただきました。

6つのポイントに気を付けて、丸々した玉ねぎの収穫を楽しみましょう。収穫時期は品種によりけりですが、栽培している玉ねぎの葉が8割ほど倒れ始めたら収穫になります。

なるべく天気が良く、土が乾いていて葉が緑のうちに収穫してください。

それではおいしい玉ねぎを収穫して、良きグリーンライフを楽しみましょう。

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