こんにちは。
たなーです。
冬の寒さも緩み始めて、園芸シーズンの準備に忙しくなっていますね。
いきなりですが、玉ねぎを育てたことがある方は、玉ねぎが大きくならない経験はありませんか?
私はあります。。。
栽培期間が長いだけあって、大きくならないのは悔しいですね。。
原因は複数考えられますが、
この記事を読むことで以下のことがわかります。
1.追肥を与えましょう
中生(なかて)品種、晩生(おくて)品種にとって2月~3月は、追肥の時期になります。
この時期に肥料を追加で与えることによって玉ねぎが大きくなります。
与える肥料は化成肥料や有機肥料どちらでも構いませんが即効性の肥料をお勧めします。
早生(わせ)品種は2月下旬~3月下旬が収穫時期なので、早生品種を育てている場合は、この時期は肥料を与えません。
4月以降は気温が高くなりますので、4月からは肥料は一切やらないでください。玉ねぎが腐る可能性が高くなりますので気を付けてください。
2.カルシウムを与え始めましょう
気温が上がっていく4月以降は玉ねぎが肥大していく時期ですが、腐りやすい時期でもあります。
玉ねぎの太る部分は鱗茎(りんけい)と呼ばれ、みずみずしい細胞が増えて太っていきます。
植物の細胞強化にカルシウムが重要な働きをします。
人間の骨の強化と同じように考えてもらうとわかりやすいですね。
カルシウムを与えてあげることで腐りにくくなります。
↑こちらは貝類、魚類、海藻類等が化石化した純天然物を粉状態にしたものです。
天然カルシウムが主成分で、天然腐植酸リン酸・カリ・マグネシウムケイ酸鉄・マンガン・ホウ素・モリブデン等のミネラルがバランスよく含まれている有機土壌改良剤として使用できるのでたなーおすすめです。
3.土寄せをしましょう
玉ねぎが少しづつ太ってくると、私たちがよく目にする玉ねぎ部分が土の上に見えてきます。
そのタイミングで回りの土を寄せてあげて土を少しかぶせてあげましょう。
4.水は控えめにしましょう
2月~3月に限ったことではありませんが、玉ねぎ栽培は水やりがカギを握っています。
水を与えすぎて土が常に濡れている状態だと、ただでさえ浅い根が発達せず、肥料分の吸収が少なくなり、太りにくくなります。
もちろん、土が常に濡れているということは玉ねぎが腐りやすい状態です。
土がしっかり乾燥してから水やりをしましょう。
地植えの場合は水やりは基本必要としません。
5.間引きしましょう
密植している場合だけですが、玉ねぎの苗が近すぎると、お互いに太ることができませんので、少し膨らみ始めたらベビーオニオンとして間引き収穫をして、楽しみましょう。
玉ねぎ苗の間隔は10~15㎝にしてあげましょう。
残した玉ねぎはそのまま大きくなっていきます。
6.とう立ちが始まったら切りましょう
とう立ちとは、花芽が出てくるということです。
いわゆるネギ坊主です。
とう立ちさせたままだと、玉ねぎの栄養分が花芽に移動してしまいます。
さらに、玉ねぎは大きくならず固くなり食べにくくなります。
玉ねぎの花芽部分はてんぷらなどにして食べることができますので、花芽が出てきた場合は早めに切り落としおいしくいただきましょう。
とう立ちは、冬になる前に大きくなりすぎ、その後に寒さに一定期間当たること。
または、土中に窒素が少ないことが原因とされています。
最後に
いかがでしょうか。
玉ねぎ栽培は栽培期間が長いだけあって、その分収穫の喜びが大きいですが、うまく育たたなかった時の悔しさも大きいです。
大きくならない原因は、種まきや苗の太さ、植え付け時期からありますが、ここでは冬の寒さが緩み始める2月からの作業に絞ってご紹介させていただきました。
ここでお話しさせていただいた、6つのポイントに気を付けて、丸々した玉ねぎの収穫を楽しみましょう。
収穫時期は品種によりけりですが、栽培している玉ねぎの8割ほどの葉が倒れ始めたら収穫になります。
なるべく天気が良く土の乾いていて葉が緑のうちに収穫しましょう。
それでは、
おいしい玉ねぎを収穫して、良きグリーンライフを楽しみましょう。
玉ねぎをプランターで育てている方は、こちらの記事も参考に。
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