こんにちは。
たなーです。
おしゃれな観葉植物であるヒメモンステラ。
小さなモンステラのような観葉植物として、インテリアプランツに人気です。
かわいい観葉植物「ヒメモンステラ」ですが、初めて育てる方はどう育ててよいのかわからずに枯らした経験はありませんか。
この記事を読むと以下のことがわかります。
それぞれ見ていきましょう。
ヒメモンステラの特徴
植物名 | ヒメモンステラ |
学名 | Rhaphidophora tetrasperma |
英名 | Window leaf |
科目/属性 | サトイモ科ラフィドフォラ属 |
原産地 | 熱帯アメリカ |
ヒメモンステラは、名前の通りモンステラの葉を小さくしたような植物です。
多くの方がヒメモンステラは、モンステラの小さいものを想っているかもしれませんが、実は違う植物。
ヒメモンステラはラフィドフォラ属で、モンステラはモンステラ属と別属になります。
ヒメモンステラはモンステラと違い、葉の切れ込みが左右非対称です。
モンステラと比べると、大きくならないので気軽に飾ることができます。
ヒメモンステラはツルを這うように伸ばして成長するため、ハンギングとして空中に吊るしてもおしゃれです。
気根が伸びるので、ヘゴや水苔を詰めた支柱などで上に登らせることも可能です。
モンステラは立ち性なので、この点にも違いがあります。

ヒメモンステラとモンステラの葉や性質は似ていますが、正確には違う植物なので間違えないように覚えておきたいですね。園芸の世界では「姫(ヒメ)」と名の付くものは、大きくならない品種の名称として付けられています。長らく、モンステラの小さいVer.と考えられていたため、ヒメモンステラの名前が定着しました。そのため、違う植物にも関わらず、現在でもヒメモンステラと呼ばれているんですよ。しかし、園芸店や量販店などで、モンステラの小さな株をヒメモンステラの名前で販売しているケースもたまに見かけます。この場合は、成長すると大きなモンステラになるので、注意してください。
ヒメモンステラの花言葉
ヒメモンステラの花言葉は、「嬉しい便り」「壮大な計画」「深い関係」。
花言葉「嬉しい便り」は、ヒメモンステラの葉の切れ込みの隙間から太陽光が漏れて、下葉にも光が行き届くことが由来です。
「壮大な計画」の花言葉は、ヒメモンステラの生命力の強さと成長に従って入る切れ込みから名付けられています。
「深い関係」の花言葉も、葉に入る深い切れ込みが由来です。
これらの花言葉は、開店祝いや開業祝い、結婚祝い、新築祝いなどのプレゼントにぴったり。
ヒメモンステラはおしゃれで育てやすいので、観葉植物初心者やおしゃれ好きの方にもおすすめです。
ヒメモンステラの風水
ヒメモンステラには、「金運」を高める風水効果があるとされています。
風水では、丸みを帯びた葉を持つ植物は金運を高める効果があるとされているためです。
さらに、気を落ち着けてリラックスさせる効果もあるとされているため、寝室やリビングなどの落ち着きたい場所に飾ると効果的でしょう。
金運をより高めたい場合は、気の入り口である玄関や窓際、北または西の方角に置くと効果的です。

金運を高めたい場合は、ぜひヒメモンステラを育ててみましょう。
ヒメモンステラの育て方
日当たり | 日当たりのよい室内 |
温度 | 最低10℃以上 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いたら 秋冬:土の表面が乾いて、2~3日後 |
肥料 | 緩効性肥料・液肥 |
剪定時期 | 5~10月 |
置き場所と日当たり
ヒメモンステラは日当たりと風通しのよい場所を好みます。
ただし、直射日光や西日の強すぎる日差しは葉焼けの原因になるので注意が必要です。
直射日光が当たる場合は、レースカーテン越しの柔らかい光を当ててください。
ヒメモンステラは耐陰性があるので、明るい室内であれば問題なく育ちます。
とはいえ、日差しも入らない暗すぎる場所では間延びしてスカスカに見えるだけでなく、軟弱に育ち葉色が薄くなるので注意しましょう。
温度
ヒメモンステラは寒さに弱い植物です。最低10℃以上はキープして育てください。
10℃以下の環境が続くと、葉色や艶が悪くなります。
次第に枯れていくので、暖かい室内で管理してください。
冬の窓際は、屋外の気温と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離れた明るい場所に置くと管理がしやすいです。
冬の床は冷たい空気が溜まりやすいので、ハンギングで空中に吊るしたり高い位置に置いたりすると冬越しがしやすいでしょう。
暖房の風が直接当たると、急激な乾燥によって枯れる原因になります。
暖房の風が当たらない場所で、育てることがポイントです。
水やりの頻度
生育期の4~10月は土の表面が乾いたら、鉢の底から水が流れるくらいに水やりします。
ただし、土が常に湿っているほど水やりしたり受け皿に水を溜めたりすると根腐れして枯れる原因に。
冬は、ヒメモンステラの生育は緩慢になるので、土の乾き具合を確認しながら土の表面が乾いたら2~3日後に水やりするくらいがポイント。
冬の水やりは、気温が高い時間帯や室内が暖房で温まった時間帯にやりましょう。気温が低い時間帯に水やりすると、かえって悪影響を及ぼします。
水やりと一緒に葉水も与えると、元気のよい葉を維持できるので、乾燥する時期は特に葉水を与えてください。


水やりのタイミングがよくわからない方は、タナーのブログ内で何度も紹介している「サスティー」がおすすめ。パッと一目で乾燥具合がわかります。
肥料
ヒメモンステラの生育期4~10月に、月に2度置き肥するか、2週間に1度水やり代わりに液肥を薄めて与えてください。
冬は生育が緩慢になるので、肥料は与えません。置いている置き肥も取り除きましょう。
与える肥料によって、量や期間が異なることがあるので、肥料のパッケージの与え方の記載は守ってくださいね。
肥料の与えすぎは、根焼けして枯れる恐れがあります。

さまざまな肥料がありますが、虫の発生を避けたい方は化成肥料がおすすめ。置き肥のボタナイスは多肉植物にもOK。トップクオリティは、葉面散布にも対応して緑鮮やかになります。
剪定
ヒメモンステラの剪定時期は5~10月です。
傷んだり茂り過ぎたりした枝葉を剪定します。
ヒメモンステラはサトイモ科の植物なので、樹液に毒性のあるシュウ酸カルシウムが含まれています。
剪定するときは、触れないように気を付けてください。
体質によっては肌が被れることがあるので、剪定するときは手袋をしておくと安心です。

ヒメモンステラが枯れる原因と対処法
ヒメモンステラが枯れる原因は以下の3つが考えられます。
- 寒さ
- 水のやりすぎ(やらなすぎ)
- 日当たり不足
それぞれ見ていきましょう。
ヒメモンステラが「枯れる」を防ぐ育て方:寒さ
ヒメモンステラは寒さに弱い植物です。
冬でも最低10℃以上はキープして育てることがポイント。
窓から離れた明るい場所で、暖房の風が直接当たらないようにしてください。
暖房の風が当たり続けると、急激に乾燥して枯れる恐れがあるためです。
水やりや葉水は、気温がしっかり上がったタイミングで行います。
暖房を消した後や夜に水やりをすると、湿った土や植物が一気に冷え込んで傷むので気を付けましょう。
植物は冬に乾燥気味に育てると植物体内の水分含量が減り、耐寒性が強くなる傾向があります。
ヒメモンステラも同様なので、冬は葉水を行いながら乾燥気味に育てることが重要です。
ヒメモンステラが「枯れる」を防ぐ育て方:水のやりすぎ(やらなすぎ)
ヒメモンステラは、土が常に湿っていたり水やり後に受け皿に水が溜まっていたりする状態が苦手です。
常に土が湿っている場合は、根腐れする可能性があるので注意してください。
水やりは鉢底から流れるくらいしっかり行いますが、受け皿に溜まった水はこまめに捨てることが重要です。
受け皿に溜まった水を捨てるのが面倒だからと言って、中途半端な水やりを行うと、新鮮な酸素や水が根に行き渡らない可能性が高いです。
結果的に、水をやっているのに「なぜか枯れた」となるので注意しましょう。
乾燥に強いとはいえ、水をまったくやらなければ枯れます。
土の乾燥具合をチェックしながら水やりしてください。
バークチップやクルミなどでマルチングしていると、つい土の乾燥具合のチェックを怠ります。
その場合は、先ほど紹介した「サスティー」を活用すると便利です。


マルチングしてると、土の乾燥具合を確認するの面倒ですよね。正直、たなーも面倒です。そんな時こそ、「サスティー」を使いましょう。
ヒメモンステラが「枯れる」を防ぐ育て方:日当たり不足
ヒメモンステラは耐陰性がある植物です。
明るい室内であれば元気に育ちますが、日差しが全く入らず蛍光灯の明るさもない場所では育ちません。
日差しの入る窓際で管理してください。
ただし、暗い場所から急に直射日光に当足る場所に移動すると葉焼けしてしまうので、レースカーテンで和らげた光に当てると元気になるでしょう。
葉が黄色くなって落ちたり、徒長して間延びしたりしたら、切り戻して明るい場所に置いておくと脇芽が発生して葉が茂ってきます。
ヒメモンステラ初心者からよくある質問
ここでは、ヒメモンステラを初めて育てる方からよくある質問にお答えします。
- ヒメモンステラが伸びすぎた時はどうすればいい?
- ヒメモンステラに支柱は必要?
- ヒメモンステラがひょろひょろになるのはどうして?
- ヒメモンステラは水栽培できる?
それぞれ見ていきましょう。
ヒメモンステラが伸びすぎた時はどうすればいい?
ヒメモンステラが伸びすぎた時は、剪定しましょう。
生育期の5~10月に風通しがよいように剪定してください。
気温が上がる5~7月に行うと、剪定後に出てくる新芽の成長がよくなります。
ヒメモンステラに支柱は必要?
ヒメモンステラを上に大きくしたい場合は支柱が必要です。
ヒメモンステラは順調に成長すると、ツルを横に這うように伸ばして葉を広げます。
剪定せずに上へ大きくしたい場合は、支柱で茎やツルを上へ支えてください。
ヘゴ支柱やコルク、水苔を使用した支柱を利用すると、節から伸びる気根が活着しやすいです。
植えに大きくしたくない場合は、ハンギングで吊るして枝垂れさせたり、伸びたら短く切ってコンパクトに仕立てたりして育ててください。
ヒメモンステラがひょろひょろになるのはどうして?
ヒメモンステラがひょろひょろになる原因は、日当たり不足です。
育てている場所がヒメモンステラにとって暗い可能性があります。
明るい窓際に移動させましょう。
ただし、暗い場所から急に日差しの入る窓際に置くと葉焼けする可能性があります。
レースカーテン越しの柔らかい日差しに当ててください。
もし、ヒメモンステラがひょろひょろしすぎて見栄えが悪い場合は、剪定しておくときれいな新芽を出して元に戻ります。
剪定したツルは、挿し木したり水挿しすることで増やすことも可能です。
ヒメモンステラは水栽培できる?
ヒメモンステラは水栽培できます。
水を入れた花瓶やコップなどの容器に、剪定したツルや茎を入れておくと根が出てきます。
水栽培を始める時期は、剪定時期と同様に5~10月が適期で、5~8月の気温が上がる季節がおすすめです。
水栽培では、土の中と違って根から出る老廃物を分解する微生物がいません。
そのため、水を入れ替えないままだと根が腐る恐れがあります。
気温の高い日は、なるべく毎日水を入れ替えてください。
気温の低い冬は、1週間に1度のペースで入れ替えて育てましょう。
固形の焼土であるハイドロボールを使用した水耕栽培でも、同様に楽しむことができます。
また、水栽培では気根が付いた状態で水挿しすると、気根が付いていないヒメモンステラよりも簡単に水栽培が楽しめます。
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まとめ
最後に
いかがでしょうか。
ヒメモンステラの育て方についてでした。
ヒメモンステラとモンステラが、実は違う植物であることに驚いた方も多いのではないかと思います。
ヒメモンステラは可愛い姿で人気があるのでご自宅用だけでなくプレゼントにもおすすめです。
ぜひ素敵な花言葉や風水も併せてお祝いに贈ってみてはいかがでしょうか。
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