こんにちは。
たなーです。
冬から春になると、花屋さんをスイートピーの切り花が彩ってくれます。
甘い香りがするスイートピーは人気の花です。
切り花だけでなく、鉢やお庭で育てる植物としても人気があります。
しかし、いざ育ててみると
なんか花が咲かないんだけど。。。?
去年はたくさん咲いたのに、今年は全然咲かないわ。。。?
ということがあります。
スイートピーは甘い香りのする可愛いお花です。可愛らしい花は切り花として人気でアレンジメントや花束にもよく利用されます。種子や苗も販売しているため、お庭や鉢植えで育てている方も多いのではないでしょうか。スイートピーの可愛い花をお部屋に飾ったりプレゼントしたりするためにも、花が咲かない原因を解決してくださいね。
スイートピーの花が咲かない原因
スイートピーの花が咲かない原因は以下の3つ。
- 日当たり不足
- 肥料のあげすぎ(チッソ)
- 連作障害
それぞれ詳しく見ていきましょう。
花が咲かない原因1:日当たり不足
スイートピーは日当たりを好む植物です。
花が咲く時期に曇りが数日続くだけで、つぼみが落ちたり花が咲かないまま枯れたりします。
そのため、朝はしっかり光が当たるから大丈夫なんて思っていると花が咲きにくい状態に。
一日中、しっかりと日当たりのよい環境で育てることがポイントです。
花が咲かない原因2:肥料のあげすぎ(チッソ)
スイートピーを育てて花が咲かない原因になっている理由として多いものが、肥料の与えすぎです。
特にチッソ肥料が関係しています。
チッソは葉を茂らせる栄養素であり、植物が育つためには欠かせません。
しかし、チッソが多すぎると葉ばかり茂り花が咲かない原因になります。
スイートピーはマメ科植物です。
マメ科植物は根粒菌と共生しており、この根粒菌がチッソを作り出して栄養素として植物に供給してくれます。
そのため、ほかの植物と同様のチッソを含む肥料を与えると自然とチッソが多すぎる状態に。
結果として、チッソを含む肥料をあげすぎるほどスイートピーの花が咲かないことになります。
チッソが多すぎて葉やつるばかりが茂ることをつるぼけとも言うよ。
花が咲かない原因3:連作障害
スイートピーの花が咲かない原因に連作障害もあります。
連作障害とは、簡単に言うと同じ土で同じ科の植物が育たなくなる現象です。
マメ科の植物は連作を非常に嫌う傾向があります。
そのため、昨年スイートピーを植えていた場所にスイートピーを植えると成長が悪く花が咲かないこともあるでしょう。
マメ科共通のものなので、スイートピーでなくともエンドウやインゲンなどのマメ科植物を植えていた場所にも当てはまります。
鉢植えでは土をそのまま再利用する方もいるかもしれません。
その場合、スイートピーを植える前にマメ科植物を植えていると連作障害になり、花が咲かない可能性があります。
スイートピーの花の咲かせ方
スイートピーの花が咲かない原因がわかったら、花が咲く育て方が気になりますよね。
その対策は以下の3つ。
- 一日中、日当たりのよい場所で育てる
- なるべくチッソは与えない
- 連作しない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
花が咲く育て方1:一日中、日当たりの良い場所で育てる
スイートピーは日当たりを好む植物であるため、一日を通してしっかりと直射日光に当てて育ててあげましょう。
特に開花前のつぼみの時期は、日光に当てておかないと花が落ちる可能性があります。
ただし、春にまいて夏に咲くスイートピーは6~9月ぐらいに咲くため、直射日光が強すぎる場合も。
春まき夏咲きスイートピーの場合は、開花時期の日差しが強すぎる場合は寒冷紗などで遮光したほうがよいでしょう。
花が咲く育て方2:なるべくチッソは与えない
原因でお話しした通り、チッソが多いと葉ばかり茂り花が咲かない状態になります。
そのため、与える肥料の栄養成分に気を付けましょう。
チッソの割合が多い種類として、油かす・硫安(りゅうあん)・尿素の使用は要注意です。
チッソを含む化成肥料や有機肥料を使用する場合は、通常の半分ほどと控えめに与えてください。
スイートピーの場合は、たなーおすすめのハイポネックスさんのトップクオリティ開花促進用がおすすめ。なんていったって、チッソが含まれていません。効率的にリン酸とカリを供給できます。もちろん、スイートピー以外にも使って大丈夫ですよ。
花が咲く育て方:連作しない
連作障害の場合は、花が咲かない状態になるどころか葉も茂らずひょろひょろになる場合があります。
日当たりがよいにも関わらずひょろひょろになる場合は、連作障害を疑いましょう。
スイートピーの連作障害を避ける方法は、連続してマメ科の植物を植えないことです。
前回に何を植えたのかしっかり覚えておきましょう。
マメ科植物は種類が多く、「この植物もマメ科だったのか」と思うような植物もあります。
育てている植物が何科なのかまで把握していると、多くの植物を育てるうえで便利です。
連作障害はすべての植物に起こるわけではなく、ナス科・ウリ科・アブラナ科・マメ科で起こりやすい症状なので、これらの植物には注意してください。
こちらの菌の黒汁は光合成細菌の効果で連作障害を起きにくくする効果があります。植える場所がなく、毎年同じ場所で育てるしかないときに土壌改良剤として使うとよいでしょう。土がふかふかになるので、バラや花木などにも効果的です。
スイートピーの育て方でよくある質問
ここからは、スイートピーの育て方で以下のよくある質問についてお答えします。
- スイートピーの支柱の立て方は?立てる時期は?
- スイートピーは多年草なの?
- スイートピーには毒性があるの?
- スイートピーの種まきで芽が出ないのはどうして?
それでは、それぞれ見ていきましょう。
スイートピーの支柱の立て方は?立てる時期は?
スイートピーはつる性の植物です。
葉が変化した巻きひげが、周囲の植物や木に絡まり支えにして育ちます。
種から発芽したばかりは、巻きひげは伸びてきませんが成長するにつれて徐々に伸びてくるでしょう。
巻きひげが出始めたらすぐに支柱を立てるか、支柱やトレリス、ネットなどがある場所に初めから植えるとよいです。
支柱が立てるのが遅れると、スイートピーの枝同士で絡まりあい成長に悪影響を及ぼします。
支柱は一本の棒でもよいですが、行燈支柱やトレリス、アーチ、ネットなどを使用したほうが美しくスイートピーを楽しめるでしょう。
また、品種によっては巻きひげが出ないものや草丈が高くならない矮性ものもあるので、育てているスイートピーの特徴に合わせた支柱を立ててください。
スイートピーは多年草なの?
スイートピーはマメ科のつる性一年草または宿根草です。
春によく見かけるスイートピーは、種を秋にまいて春に花が咲く一年草タイプであることがほとんどです。
よく見る秋まき春咲き、春まき夏咲きのスイートピーです。種まき時期をずらして、長くスイートピーの花を楽しむことができます。
こちらは、なかなか見かけることはない宿根スイートピーの種です。宿根スイートピーを探している方におすすめ。
有機種子については、こちらを参考に。
スイートピーに毒性はあるの?
スイートピーの種には毒性があります。
スイートピーの学名はLathurus odoratusであり、マメ科レンリソウ属の植物。
レンリソウ属の種子は食べると、Lathyrism(ラチリズム)と呼ばれる中毒症状を起こします。
このラチリズムは神経ラチリズム(Neurolathyrism) とも呼ばれ、下半身麻痺などを引き起こす神経毒です。
種子中に含まれるβアミノプロピオニトリルというアミノ酸の仲間が原因とされています。
ラチリズム毒はアルカロイドなどの急性毒とは違って弱い毒性ですが、危険なことには変わりないので口にしないようにしてください。
スイートピーの種まきで芽が出ないのはどうして?
スイートピーの種が発芽しない理由は、「発芽温度」「種まき後の覆土」「種皮の硬さ」が関係しています。
まず、スイートピーの種子の発芽温度は20℃前後です。
秋まきの場合は早すぎても遅すぎても発芽不良になるので、天気予報や温度計などで確認して種まきすることがポイントになります。
また、スイートピーは嫌光性種子(けんこうせいしゅし)であるため、種まき後に種子に光が当たると発芽しません。
そのため、種まき後は種子がきちんと隠れるくらいに土を被せてください。
およそ1㎝ほど被せれば十分ですが、勢いよく水やりすると土が流れたり掘り起こされたりして種が地上に出てくることもあるので気を付けましょう。
マメ科植物の種皮は硬いので、そのまま種まきしても発芽率がよくありません。
発芽率を上げるため、水を溜めた容器の中に一晩浸して吸水させると発芽しやすくなります。
ただし、一晩置いても種が沈まず、浮いている種は発芽しない可能性が高いので気を付けてください。
まとめ
最後に
いかがでしょうか。
スイートピーの花が咲かない原因についてお話させていただきました。
スイートピーの花が咲かない理由として、チッソを与えすぎていることが多くあります。
植える前に堆肥や化成肥料の元肥を入れすぎると、葉ばかり茂り花が咲かないので気を付けましょう。
スイートピーは、甘い香り(Sweet)のするエンドウ(pea)が名前の由来です。
決してマメ自体が甘いわけではありません。
ちなみに、エンドウ豆はマメ科エンドウ属でレンリソウ属ではないため、安心してくださいね。
それでは、スイートピーの花を咲かせて良きグリーンライフを過ごしましょう。
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