こんにちは。
たなーです。
可愛い多肉植物に夏型、冬型、秋冬型と生育期によって、種類が分けられるのはご存じでしょうか?

多肉植物をうまく育てられないのよね。。。

ひょっとしたら、多肉植物の生育期を間違えて、育ててるかもしれませんよ。
多肉植物には多くの種類があり、すべてが同じ条件で育つわけではありません。
そのため、育てている多肉植物が、どのタイプなのか知ることはとても大事なことなんですよ。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
そもそも夏型の多肉植物とは

春から秋にかけて生長し、冬に休眠する性質を持つ多肉植物のことです。
自生地はマダガスカル、中南米(主にメキシコ)、熱帯アフリカなどの多肉植物が夏型になります。
しかし、この中でも高山に自生するものは、冬型の多肉植物の扱いになるものもあるので、育てるときは気を付けて調べてみましょう。
夏型の多肉植物は、基本的には屋外で育てて、冬は室内で管理すると良いです。
サボテンは、夏型の多肉植物と同様の育て方をしてあげましょう。

サボテンは簡単って言われてるけど、私は何度も枯らしてて、植物を育てる才能はないのよね。。。

サボテンも種類が多く、品種もそれぞれあるので、一概には言えませんが、基本的に夏型の多肉植物と同様の育て方で育ちますので、安心してくださいね。
それでは、夏型の多肉植物にはどんな種類があるのでしょうか?
代表的な夏型の多肉植物の種類

7つの種類を紹介しますね。
1:多肉ユーフォルビア
大正麒麟、ハナキリン、蘇鉄麒麟、紅彩閣など。
2:カランコエ
ベハレンシス、デザートローズ、テディベア、月兎耳(つきとじ)など。
3:コチレドン
銀波錦(ぎんぱにしき)、旭波の光(きょくはのひかり)、福娘など。
コチレドンは、本によって夏型と春秋型に分類型が分かれることがあります。

たなーとしては、春秋型に近い夏型という感じですね。
4:クラッスラ
金のなる木、ゴーラムなど。
5:アロエ
不夜城、ディコトマ、フラミンゴ、ベラ、キダチアロエなど。
6:パキフィツム
星美人、月美人、フーケリー、ビリデなど。
7:パキポディウム
グラキリス、ラメリー、ブレビカウレなど。
外で育てるとしたら、気になるのは日当たりですね。
日当たり

春と秋は風通しの良い屋外で、しっかりと日に当てましょう。
夏は遮光ネットで30%程度の遮光がおすすめ。
これは梅雨空に慣れた植物が、突然強い光に当たって葉が焼けるのを防ぐためなんです。
暑さがやや苦手なエケベリアなどは、遮光性を高くするなどして、光を弱めにするとよいでしょう。
日当たりについてわかったところで
水は、どのくらいやればいいのか悩んでいませんか?
水やり

基本的には、鉢底の穴から水が流れ出るまで与えましょう。
中途半端に水を与えて腐らせることを防ぐため、鉢底から水が出るまで与えて、鉢内に新鮮な新鮮な空気をいきわたらせることが大切です。
生育期は表土が乾いた日数×2の間隔をあけて水やりしましょう。
生育期の初頭(3月中旬頃)と、休眠期へ移行する頃(11月中旬~下旬)は、水やりの回数は控えめにします。
休眠期は完全断水もしくは月に1回の水やりでよいくらいです。
水やりについてわかりましたね。
それでは、きになる冬越しについてお話しします。
冬越し

霜が降りる前に、室内へ取り込みましょう。
目安は最低温度が5℃を切る頃です。
室内の置き場所は、日当たりの良い窓辺などが良いでしょう。
冬季、水やりのペースを落とすのは、そうすることで植物の内包する水分に対して植物が生成する栄養分が濃くなり、耐寒性が高まるためです。
この時期は無理に育てようとするのではなく、寝かせてあげるということを意識しましょう。
また、室内でも空気が動く環境を作ってあげるのが、株を間延びさせないコツです。
サーキュレーターが最適ですが、ほかの観葉植物と違って多肉植物はエアコンの風が当たっても問題はありませんので安心ですね。
冬を越せれば、多肉植物は順調に大きくなってきますので、植え替えについて悩みませんか?
植え替え

生育期の前、3月上旬~中旬頃にやるのがベストですが、6月頃までなら問題ありません。
真夏は植え替えを避けましょう。
株を鉢から抜いたら、根から土をすべて落として、スカスカになった根を外します。
この時、病害虫がいたらふるい落としましょう。
根詰まりを防ぐために、根が伸びすぎてる場合は、長さを調整してあげると良いですよ。
サボテンは根を短めに切ってもよいですが、多肉植物は鉢に収まりきらない分を切るくらいにしましょう。
早く大きく育てたい場合は毎年植え替えてもよいですが、大株は2~3年に1度程度がおすすめです。
植え替えの方法がわかったので、植え替えに使う用土についてお話ししますね。
用土

基本的には、通気性、排水性の良い多肉植物・サボテンの土でよく育ちます。
オリジナルで自分で土を作る場合は、赤玉土5、鹿沼土3、ベラボン1、バーミキュライト1の割合がたなーおすすめです。
毎年植え替えない場合は、赤玉土や鹿沼土を硬質のものにしましょう。
ベラボンって何?という方は、こちらを参考に。
最後にポイントをまとめました。
夏型多肉植物のポイント

〇春に根を張らせて、一気に育てる。
〇夏型といえど、真夏は生長が鈍る。
〇鉢は株に合わせて、小さめのものを選ぶ。
そのほか、いろいろと詳しく下記の本に載っていますので、気になる方は読んでみてはいかがでしょうか?

最後に

いかがでしょうか。
夏型の多肉植物の育て方について、お話しさせていただきました。
サボテンもこれで、失敗なく育てることができると思います。
多肉植物に、夏型や冬型、春秋型とタイプがあることに驚いたのではないでしょうか。
どのタイプを育てているのかわかれば、多肉植物は簡単に育てられるようになりますので、今育てている多肉植物や気になっている多肉植物について調べることをお勧めしますよ。
夏型の多肉植物は、夏型といえど日本の真夏の日差しや多湿条件を嫌いますので、風通しの良いところや水やり、遮光に気を付けましょう。
それでは、夏型多肉植物とサボテンを育てて、良きグリーンライフを過ごしましょう。
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