こんにちは。
たなーです。
皆さんはメロンを畑やプランターで育てて収穫したことはあるでしょうか。
たなーは、メロンをプランターで育てて収穫したことがあります。
メロンを育てて収穫して食べたことがある方は、
あれ、メロンが思ったより甘くない。。。
しっかり肥料を与えて育てたのに甘くないのはどうして?収穫時期が早かったのかな?
と、疑問に思った方も多いはずです。
そこで、
大切にメロンを育ててきたのに、「あれ、甘くないんだけど」と思ったことはないですか。たなーはあります。メロンが甘くない原因と対処法がわかっていると同じ失敗はしないので、ぜひ最後まで読んでみてください。
収穫したメロンが甘くない原因
収穫したメロンが甘くない原因には、以下3点が考えられます。
- 若どりしている
- 株が弱っている
- 着果後の乾湿の差が大きい
それぞれ解説します。
メロンが甘くない原因1:若どりしている
メロンの収穫適期の判定は、初めて野菜を育てる方ほど難しいと思います。
そのため、メロンが実っても、熟す前に収穫してしまうことも多いでしょう。
当然、メロンを若どり(熟す前に早く収穫すること)してしまうと甘くありません。
メロンの収穫時期については、後ほど詳しく解説します。
メロンが甘くない原因2:株が弱っている
メロンは植物として、根が深く伸びない性質です。
浅根性(せんこんせい:根が浅い性質)であるため、畑の畝やプランターの乾湿の影響を受けやすい特徴があります。
特に着果後は、株に負担がかかるため、株が弱くなるので気を付けなければなりません。
メロンが甘くない原因3:着果後の乾湿の差が大きい
メロンが実った後に株が枯れる場合は、土の乾湿の差が大きすぎることが原因です。
枯れずとも、葉色が黄色くなったり側枝の伸びが止まったりする場合は、水やりの量を増やして液肥による追肥を行いましょう。
メロンの正しい収穫時期
甘いメロンを収穫するためには、メロンの正しい収穫時期を知る必要があります。
一般的には、メロンの収穫時期は受粉して50~55日後です。
メロンの品種によって、違う場合もあるので注意してください。
しかし、
いや、家庭菜園で自然受粉だったから、いつ受粉したのかなんてわかんないよ。。。
と疑問に思う方も多いはずです。
人工授粉でない限り、受粉日を把握することは難しいと思います。
受粉した日が不明な場合は、メロンの形状の特徴から判断しましょう。
ネット(網目)の出る品種の収穫時期の見極め方
ネット(網目)の出る品種では、果梗部(かこうぶ)の色が薄くなってくる頃が収穫時期です。
果梗部とは、果実の柄(え)の部分のことであり、メロンのつると果実を繋ぐ部分のこと。
この部分の色が収穫時期の見極めポイントです。
ネットが出ない品種の収穫時期の見極め方
ネットが出ない品種の場合の収穫時期の見極め方は3つあります。
- 果梗部のメロン側にひびが入る
- メロンの花落ち部分(果梗部と反対側のお尻部分)にリング状のひび割れが入る
- 果皮の色が少し黄色に色付く
上記、3つの頃合いが収穫時期です。
ネット有り無しどちらでも、メロンの収穫時期の形状変化時は果実の花落ち部分を軽く押してみると弾力が感じられます。その弾力でも収穫を判断できますが、品種によって花落ち部分の弾力が変わらないものもあるので、上記の収穫の見極め方を覚えておきましょう。
甘いメロンの収穫方法
メロンは基本的には、子づる2本仕立ての4果どりしてください。
果実をたくさんつけるほど栄養や甘さは均等に分配され、甘くなりません。
メロンは浅根性なので、土の乾燥に影響を受けやすいです。
特に着果後は、乾燥させすぎないように定期的に水を与えることが重要なポイント。
側枝の伸びや葉色が悪くなったら、液肥で追肥をしてあげることも重要です。
しかし、メロンの収穫20日前くらいからは徐々に水やりを控えることで糖度が上がりやすくなります。
そのため、小さく着果後は液肥を薄めた水やりを行いながら、メロンが大きくなったところで水やりを控えるようにしてください。
プランターなどでメロンを家庭菜園する場合は、サカタのタネさんのネイチャーエイドがおすすめ。アミノ酸配合有機肥料なので効果的にメロンを育ててくれます。
着果後に土の乾湿を極端にしないことが重要ですが、収穫直前まで土が常に湿るほど水をやり過ぎないように気を付けてください。
収穫したメロンが甘くない方からよくある質問
ここでは、収穫したメロンが甘くない方からよくある質問にお答えします。
- メロンに追熟は必要?
- メロンの収穫時間帯は朝がいい?
- メロンの種まき時期は?
それぞれ見ていきましょう。
メロンに追熟は必要?
メロンは収穫後、3~7日ほど常温で追熟させると、より美味しく食べることができます。
メロンは追熟によって、糖度は上がりません。
しかし、独特の青臭さが無くなり、芳醇な香りが増すので甘みと美味しさが引き立ちます。
食べる直前に冷蔵庫で冷やすと、さらに美味しくメロンを味わえるでしょう。
メロンの収穫時間帯は朝がいい?
メロンの収穫時間帯は、気温が上がりきっていない朝がおすすめです。
野菜や果物は、成長が活発でない夜の間に栄養を蓄積して、太陽が昇り気温が上昇するにつれて蓄積した栄養を使い成長します。
そのため、蓄積している栄養を貯めたままの状態で収穫した野菜や果実は美味しいとされています。
メロンの種まき時期は?
メロンの種まき時期は、3月頃~4月中旬頃です。
発芽適温は25~28℃前後と高い温度が必要なので、気温に注意してください。
最低でも、18℃以下にならないように保温しておくと安心です。
メロンを抑制栽培で夏まき秋どりしたい場合は、7月に種まきすると10月頃に収穫できます。
3~4月に比べ、保温の必要がないため極端な高温でない限り発芽はしやすいでしょう。
秋に家庭菜園で育てたメロンを食べてみたい方は、ぜひ抑制栽培にもチャレンジしてみて下さいね。
まとめ
最後に
いかがでしょうか。
「メロンを育てて収穫したのに甘くない。。」の疑問にお答えしてみました。
メロンにはさまざまな品種があります。
品種によって、若干収穫日数が異なることもあるので、種まきで育てる方は種袋を確認しておくと安心です。
また、メロンをグリーンカーテンのように育てて、たくさんのメロンを収穫する場合は、どうしても甘さは落ちます。
グリーンカーテンのように育てつつ、甘いメロンを収穫したい場合は、着果したメロンを剪定して数を調整しましょう。
ぜひ、美味しいメロンを育ててくださいね。
それでは、甘いメロンを育てて良きグリーンライフを過ごしましょう。
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