こんにちは。
たなーです。
胡蝶蘭と聞くと、
高価な花。
お祝いの花。
花言葉が素敵な花。
そんなイメージがあります。
おそらく、多くの方が思い浮かべる胡蝶蘭の色は白色ではないでしょうか。

白以外の胡蝶蘭を贈りたい。

大切なお客様のコーポレートカラーが青や緑だから、それに合わせられる胡蝶蘭はないのかしら。
白の胡蝶蘭も素敵ですが、
この記事では、以下のことがわかります。
それでは、順を追ってお話しします。
染めた胡蝶蘭「エレガンスシリーズ」とは
胡蝶蘭には白いイメージがあると思います。
しかし、特殊な技術で白い胡蝶蘭に青や紫、緑の染料を吸水させ、今までになかった染められた胡蝶蘭があることをご存じでしょうか。
それらの胡蝶蘭をエレガンスシリーズと呼びます。
色によって、以下の名前で販売もされているんです。
青い胡蝶蘭:ブルーエレガンス
紫の胡蝶蘭:パープルエレガンス
緑の胡蝶蘭:グリーンエレガンス

でも、ただ染めているだけなんでしょう?
そんなに珍しいの?

この技術は、特許であり世界的にもかなり珍しい胡蝶蘭になります。
なぜなら、特許取得をしているのは、世界でも以下の4か国だけだからです。
〇日本
〇アメリカ
〇オランダ
〇ブラジル

え、日本すごくない。。。?

そうなんです!
日本すごいんです!
そして、日本では愛知県にある松浦園芸さんのみが、この青い胡蝶蘭をはじめとする「エレガンスシリーズ」の特許を持ちます。
つまり、日本で染めた青い胡蝶蘭の生産は、松浦園芸さんのみなんです。
ただ、染めているだけではなく
花持ちを損なわないように特殊な技術で花の内側から染め上げています。

この技術がすごいんです!
※類似品として、スプレーで色を吹き付けているものもあるので、それらの胡蝶蘭と間違えないようにしましょう。
染めた胡蝶蘭はどんな時に活躍するの?
このエレガンスシリーズは、2022年8月現在7種類あります。(松浦園芸HPより)
1:ブルーエレガンス
2:イエローエレガンス
3:パープルエレガンス
4:ピンクエレガンス
5:グリーンエレガンス
6:オレンジエレガンス
7:マリンエレガンス
これらの色に染められた胡蝶蘭が活躍するのは、特別な贈り物や法人様のコーポレートカラーに合わせたギフト(贈り物)をする場合です。
特に、会社間での就任お祝いや移転お祝いでのギフトでは効果を発揮します。
会社によっては、個性や目標の統一、社内外への印象としてイメージカラーを決めている場合も少なくありません。
例えば、
青いコンビニといえば。。?
黄色いドラックイレブンと言えば。。?

ほとんどの方が、同じ企業を想像したのではないでしょうか?
新しく開店するお店に、コーポレートカラーを考えた青い胡蝶蘭をお祝いのギフトとして贈れば、
そこまで考えてくれたことに頂いた会社や受け取った方は感動するでしょう。
さらに、多くの胡蝶蘭の中でも一際目立つ存在にもなります。

実際に、たなーは青い胡蝶蘭「ブルーエレガンス」をお客様からご依頼を受けて、贈り先様に配達したことがあります。
贈り先様の担当者様は、「わぁ~、すごい」と、とても感動していました。
お届けしたたなーも、あんなに喜んでくれたらやっぱりうれしいですね。
青い胡蝶蘭など「エレガンスシリーズ」のデメリットは何かあるの?
会社間でのお祝い事に大活躍する「エレガンスシリーズ」ですが、
デメリットとしては以下3点あります。
1:通常の胡蝶蘭よりも価格帯が高い
特許の特殊な技術のため、通常の胡蝶蘭に比べると価格帯が高くなります。(金額については後ほど紹介)
白胡蝶蘭3本立ての花の輪数よりも少ないにも関わらず、青い胡蝶蘭「ブルーエレガンス」の方が価格が高いことも多いです。
そのため、予算が決まっている場合は、諦めないといけない場合もあるでしょう。
しかし、それを補う以上の感動と驚きを与えることができます。
2:すぐに準備できるものではない
日本で胡蝶蘭を美しく染めた「エレガンスシリーズ」を生産しているのは、多くの胡蝶蘭生産者でも松浦園芸のみです。
つまり、全国的に見ても市場に出回ることは少なく、園芸店でも簡単に手に入れることができません。
そのため、取り扱いがある園芸店やネットショップでもすぐに準備ができるわけではないので、
あらかじめ予約するような形での注文が良いでしょう。
インターネットでの注文であれば、比較的早くに準備、発送が可能です。
園芸店まで届いてから、さらに発送するまでの時間や配送までの痛みも軽減できます。
3:花終わり後の花は白い
特殊な技術で染めて育てた胡蝶蘭なので、花が付いている間は非常に美しい花色です。
しかし、花が終わりその苗を育てて、再び花を咲かせても元の色ではありません。
例えば、
青い胡蝶蘭「ブルーエレガンス」を頂いて、最後の1輪まで楽しんだとします。
その後の苗から、再び花が咲いてもその花は通常の白色なのです。
そのため、頂いた時の青色がその後の花色としてずっと続くわけではありません。
頂いた胡蝶蘭を育て続けたい方は注意してください。
逆にそうでない場合は、贈る側も受け取る側も気にすることはないでしょう。

いかがでしょうか。
染め胡蝶蘭「エレガンスシリーズ」のデメリットも紹介しました。
デメリットと言っても、贈り物として相手を感動させるメリットに比べると些細なことのように感じますね。
さて、それでは人気のエレガンスシリーズを3つ紹介します。
青い胡蝶蘭「ブルーエレガンス」
全国の有名胡蝶蘭が全てある 胡蝶蘭専門店ギフトフラワー
青い胡蝶蘭は、「エレガンスシリーズ」の中でも特に人気があります。
花言葉は「愛と尊敬」。
白い胡蝶蘭の本来の花言葉は、「幸せが飛んでくる」です。
「愛と尊敬」という花言葉は、個人から個人だけでなく、会社から会社に贈るのにも最適な花言葉ですね。

青い胡蝶蘭の後に白い胡蝶蘭を咲かすことができれば、幸せも飛んでくると考えれば2度嬉しい気持ちになりますね。
気になる金額は、
3本立てで約3万円~。
5本立てで約5万円~。
画像はリンクになっているので、気になる方はクリックして
感謝の気持ちや感動を贈ってみましょう。
紫の胡蝶蘭:パープルエレガンス
全国の有名胡蝶蘭が全てある 胡蝶蘭専門店ギフトフラワー
青い胡蝶蘭「ブルーエレガンス」の次に人気の、パープルエレガンス。
花言葉は、「変わらぬ愛」。
紫は大人っぽい印象があり、高貴な色のイメージがあります。
そのシックな印象は、飾り付けた場所の高級感を高めてくれるでしょう。
緑の胡蝶蘭:グリーンエレガンス
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変わった色を贈りたいなら、グリーンエレガンスが人気。
吸水によって染めていることもあって、ブルーやパープルなど他の色は茎や蕾にその色が影響します。
そのため、少し不自然に色づいて見えるんです。
しかし、グリーンなら。。。
茎や蕾の色の変化がわかりにくいんです。
つまり、自然な株の色合いで、グリーンの花が楽しめる胡蝶蘭となっています。
これは、青や紫にはない驚きや感動ですよね。
そんなグリーンエレガンスの花言葉は、「安心と安定」。
まさに緑をイメージした花言葉ですね。
どんなお祝いにも対応できる花言葉だと思います。
まとめ
最後に
いかがでしょうか。
今回は、染め胡蝶蘭の「エレガンスシリーズ」を紹介させていただきました。
青い胡蝶蘭としては、最近(2022年8月)では6月下旬から販売されている青色胡蝶蘭「ブルージーン」が話題になっています。
こちらのブルージーンは、染めではなく遺伝子組み換えによる本物の青色胡蝶蘭です。
こちらについては、またの機会に詳しく紹介できればと思います。
染めではない、青色胡蝶蘭【BLUE GENE 】
— たなー@植物ブロガー+Webライター (@tana_3930) August 13, 2022
携帯カメラの性質??で、ピント合ってるところが赤っぽいけど、ほんとの色はピントの合ってない奥の青紫系。
良いもの見れた😃✨
ちょっと調べてみよ🎵 pic.twitter.com/uRysTZgTBV

青色胡蝶蘭のブルージーンに感動しちゃって、購入予約しちゃいました。
手に入り次第、Twitterやブログでも紹介したいと思いますのでお楽しみに。
ちなみに、エレガンスシリーズの胡蝶蘭は、染めによる色ですが、
花色は独特のシルク感があります。
胡蝶蘭本来の高級感は失われていませんので、安心してください。
他の色のエレガンスシリーズも気になるという方は、下記のリンクからチェックしてみてください。
1本から5本立ち、工夫を凝らしたおしゃれな仕立てもありますよ。


それでは、エレガンスな胡蝶蘭を贈り合って素敵なグリーンライフを過ごしましょう。
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