こんにちは。
たなーです。
4月にもなり、あちこちで植物たちが花を咲かせていますね。
この時期は、桜をはじめ多くの花が咲き始めますが、
桜同様に、枝にびっしりとピンク色の可愛い花を咲かせる人気の庭木をご存じでしょうか?

え、桜じゃなくて。。。?

それもハート形の可愛いカラーリーフなので、シンボルツリーにもおすすめの庭木なんです。
春にピンク色の花がびっしりと聞くと、桜を連想しますが、
桜以外にも同様に可愛いピンク色の花がびっしりと咲く庭木があります。
それがアメリカハナズオウです。
さらに葉色が多種多様で美しいので、庭木としても非常に人気があります。
この記事で以下のことがわかります。
それでは、順を追ってお話しします。
1:アメリカハナズオウ “フォレスト・パンシー”
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学名:Cercis canadensis ‘Forest Pansy’
アメリカハナズオウのフォレストパンシーの特徴は、新芽が明るい紅色。
そして、その後も伸びる新梢(しんしょう)も、明るい赤みを帯びた紫色でとても鮮やかな点です。
この葉色は、初夏にかけて徐々に濃い紫色に変化します。
比較的、シックな雰囲気のカラーリーフなので、雑木ナチュラルガーデンのワンポイントに使用してもよいでしょう。

新梢とは、幹から伸びた枝の先端部分や今年に伸びた枝のことだよ。
パープル系カラーリーフとしては、こんもりと育つ樹形の種類はあまりなく、お庭のシンボルツリーにもおすすめです。
このフォレスト・パンシーは、成長はやや早めで横に広がりやすい品種です。
そのため、庭植えの場合は広い場所に植えて、毎年剪定をして美しい花と葉色を楽しみましょう。
2:アメリカハナズオウ “ハート・オブ・ゴールド”
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学名:Cercis canadensis ‘Hearts of Gold’
ハート・オブ・ゴールドの特徴は、何と言っても展開した葉の明るい黄金葉です。
出始めの新芽は赤みを帯びていますが、そこから葉が広がるにつれて黄金色になる姿は、見ていて面白く感じることでしょう。
真夏の強光でも葉焼けしにくいため、美しい葉を長く観賞することができます。
フォレスト・パンシー同様に成長が速いため、庭木として育てるには広いスペースの確保と毎年の剪定が重要です。
コンパクトに楽しみたい場合は、鉢植えしたほうが管理がしやすいでしょう。
3:アメリカハナズオウ “フローティング・クラウド”
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学名:Cercis canadensis ‘Floating Clouds’
フローティング・クラウドは、霧状に白斑が入るアメリカハナズオウの種類です。
斑入り葉は、一般的に葉焼けしやすいですが、このフローティング・クラウドは真夏の強光でも比較的葉焼けしにくく長く観賞できます。
成長の早い種類が多いアメリカハナズオウの中でも、成長が遅いタイプなので扱いやすく、庭木としても鉢植えとしてもおすすめです。
同じ白斑系の種類として、シルバー・クラウドも人気があります。
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葉の外側に白斑が入るシルバー・クラウドは葉焼けしやすいため、注意が必要です。半日陰で育てるとよいでしょう。
4:アメリカハナズオウ “ラベンダー・ツイスト”
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学名:Cercis canadensis ‘Lavender Twist’
ラベンダー・ツイストの特徴は、枝垂れ樹形です。
その特徴から、枝垂れハナズオウとも呼ばれています。

ラベンダー・ツイストにはコービーという別名もあるんですよ。
枝垂れて咲く姿は、まさに枝垂れ桜のようで、濃いピンク色の花が枝に密集して咲く花姿は見ごたえがあります。
ハート形の緑葉が枝垂れている姿も可愛いですよ。
5:アメリカハナズオウ “アボンダーレ”
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学名:Cercis canadensis ‘Avondale’
アボンダーレは、樹形が広がり樹高が大きくなるアメリカハナズオウのなかでも、直立タイプのドワーフ系アメリカハナズオウです。
樹高も2~3mほどにしかならず、非常に育てやすい種類と言えるでしょう。
大きくならないので、比較的広いスペースを必要とせず、鉢植えにも使いやすいのはうれしいですね。
まとめ

最後に

いかがでしょうか?
たなーがおすすめする、アメリカハナズオウ5選の特徴でした。
ハナズオウは、花だけでなく葉もかわいらしく、カラーリーフとしてお庭で大活躍します。
特に、雑木ナチュラルガーデンには欠かせないリーフではないでしょうか。
お庭に、何か花木を植えるのに参考になればと思います。
ハナズオウはマメ科の植物なので、花終わりに豆のような実を付けるのも面白いんですよ。
今回ご紹介した、アメリカハナズオウは北アメリカ原産で、通常のハナズオウは中国原産と種類が違います。
しかし、育て方は一緒なので安心してくださいね。
育て方については、またの機会にご紹介できればと思います。
それでは、素敵なアメリカハナズオウを育てて、良きグリーンライフを過ごしましょう。
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