【初心者におすすめ】オリーブの品種と特徴7選+1【樹形と開花時期】

室内で育てられるの? 植木
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こんにちは。

たなーです。

 

オリーブの木には品種により強弱がありますが自家不和合性(自家不結実性とも言います)という性質があります。

簡単に言うと、自分の花粉では受粉しにくい性質のことです。

そのため、オリーブの木は異なる品種を2本以上植えることで、実が付きやすくなります

 

今回は、室内やベランダなど省スペースで楽しめるコンパクトな樹形で育てやすい品種をご紹介したいと思います。

1.マンザニロ‐Manzanillo-


 

 

スペイン原産の果実加工用品種

開花時期は5下旬~6上旬です。

日本のオリーブの木生産地でもある香川県の主要品種でもあります。

樹形がこんもりと丸く育ち、果実も大きく丸いのが特徴です。

 

2.アルベキーナ-Arbequina-



スペイン原産の品種。

開花時期は5下旬~6中旬です。

生長がゆっくりなので鉢植えにおすすめ。

アルベキーナの実は小さめですが、鈴なりにたくさん実をつける特徴がありますよ。

自家不和合性が弱いので1本で実をつけることもあります。

樹齢が若いときから花をつけ花粉量も多いので、受粉樹としてもおすすめです。

 

3.レッチーノ-Leccino-


 

イタリア・トスカーナ地方原産の、フルーツ香のオイルが採れる品種。

開花時期は5~6です。

 

暑さ・寒さに加え、病害虫にも比較的強いため育てやすく、初心者の方におすすめ

葉は小さく、裏が白いので全体的に涼しげな淡いグリーンに見えるのが特徴です。

 

4.シプレッシーノ‐Cipressino-


 

イタリアのシチリア島原産の品種。

チプレッシーノとも言います。

開花時期は5~6です。

枝が直立して上向きにゆっくり生長するため、樹形がまとまりやすく省スペースでも育てられるのが特徴ですよ。

比較的、剪定が簡単で病害虫にも強いため、観賞用に育てたい人には最もおすすめ。

ツヤのある丸い実がなります。

自家不和合性は弱めなので1本で実がなることもあります。

 

5.ネバディロ・ブランコ‐Nevadillo Blanco-


 

スペイン原産の油用の品種

開花時期は5月中旬~6月初旬です。

とにかく花が咲き花粉量も多いので受粉樹としておすすめ

観葉植物用としても苗木の生産が多いのが特徴です。

実を多く収穫したい方におすすめします。

 

6.アルボサナ-Arbosana-


 

スペイン原産の油用の品種

開花時期は5~6です。

生長がゆっくりでコンパクトにまとまるので鉢植え向きの品種。

実は小さめですが、多くの実が付きます。

 

7.マウリーノ‐Maurino-


 

イタリアのトスカーナ地方原産の油用品種

開花時期は5~6です。

樹形は下垂型で、枝が下に垂れ下がるような形になります。

生長がゆっくりのため形は崩れにくいですが、枝が垂れるので、剪定が少しやりにくいです。

実はやや小さめです。

 

番外編:オリーミー-Oli-me-


 

こちらは、オリーブの品種ではなく、SOUJU(創樹)ブランドによる、相性の良いオリーブ同士を2本植えしている鉢です。

そのため、見た目には1株ですが、2本植わっているのでこの1鉢で実が付きやすい状態になっています。

 

最後に

最後に

今回は鉢植えで室内やベランダ栽培に向いたオリーブの木を紹介いたしました。

オリーブの木は歴史が長い分、多くの品種があります。

実際に園芸店やネットでは、いろいろあるので目移りすると思います。

 

オリーブの実を楽しみたい場合は、開花時期が重なる品種を選んで植えましょう。

品種によって、1本でも実がつくものもありますが、それでも異なる品種を2本以上植えたほうが実付きは良いです。

また、実が予想以上にたくさんなった場合は、翌年全く実がつかない現象があります(隔年結果)。

この場合、たくさんの実が付き始めた時点で、少し取り除いて量を調節しましょう。

そうすることで、翌年も安定して収穫できます。

 

それでは、憧れのオリーブの木をおしゃれに育てて良きグリーンライフを過ごしましょう。

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